
2012年7月26日
江戸と津軽をつないだ奥州街道。
今回は、かつて、南部藩が治め、南部と呼ばれた青森県の太平洋側を歩きます。
夏、涼しい風が海から吹くこの地域は、米はとれづらかったものの、
小麦粉や海の幸を使った独特の食文化を育み、南部馬に代表される馬産を発展させ、
たくましく生きてきました。そんな、南部の文化を巡り、
南部の人々の聖地でもある、絶景の十和田湖、奥入瀬渓流、そして、
八甲田山中の名湯、「蔦温泉」を紹介します。
青森の太平洋側と岩手の北部の広大な領地を治めた戦国大名、南部晴政の居城。江戸時代に盛岡に城を移すまで、三戸が南部氏の拠点だった。
住所:青森県三戸郡三戸町大字梅内字城ノ下
TEL:0179-20-1117(三戸町役場総務課)
JR陸奥湊駅の目の前にある朝市。新鮮な海の幸や手作りの惣菜がところ狭しと並ぶ。
住所:青森県八戸市湊町
TEL:0178-33-7242
永仁4年(1296)創建と伝わる神社。地元の漁師の人々が、ウミネコを、漁場を教えてくれる鳥として大切にしてきたため、神社のある蕪島は、ウミネコの繁殖地になっている。
住所:青森県八戸市大字鮫町字鮫56
TEL:0178-34-2730
七戸町にある競走馬の生産牧場。70年代後半に活躍した名馬グリーングラスを筆頭に、中央競馬、地方競馬で活躍する競走馬を輩出している。
※見学の際は、事前に予約が必要
住所:青森県上北郡七戸町原久保95-2
TEL:0176-62-2043
蔦温泉旅館
南八甲田の山間に佇む温泉宿。創業は明治42年だが、久安3年(1147)から湯治場だった記録が残る。
住所:青森県十和田市大字奥入瀬字蔦野湯1
TEL:0176-74-2311
小山田煎餅店
大正時代創業の南部煎餅の店。この道50年のご主人が昔ながらの製法で焼き続ける。
住所:青森県三戸郡三戸町大字同心町字古間木平38-2
TEL:0179-23-3779
きんか堂
三戸に伝わる、小麦粉で作った団子の中に黒砂糖と胡桃、胡麻の餡を入れたきんかもちの店。
住所:青森県三戸郡三戸町大字二日町70-1
TEL:0179-20-1117
大洋食堂
陸奥湊駅前朝市の近くにある食堂。八戸の海の幸を使った料理が自慢。
住所:青森県八戸市大字港町27
TEL:0178-33-0050
居酒屋 おかげさん
八戸の横丁にある居酒屋。八戸で生まれ育った姉妹が切り盛り。郷土料理をアレンジしたおつまみが地元でも大人気。
住所:青森県八戸市鷹匠小路1
TEL:0178-45-0415
百彩工房
この道30年の職人小野百子さんが代表を務める南部裂織の工房。工房では教室を開き、また製品の購入もできる。
住所:青森県八戸市新井田朴木沢6-5
TEL:090-6459-9327
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