2011年11月10日
羽州街道は青森から秋田・山形を通り、福島に至る脇往還。
今回は、その道筋から山形を南に下る出羽路を辿ります。
かつてこの地に恵みをもたらしたのは、最上川の舟運と紅花。
紅花は染料や化粧紅として京の都で重用され、莫大な富と豪商を生みだしました。
また奥の細道の旅で出羽路を歩いた松尾芭蕉は、
最上川や霊山での体験を詠んだ名句を後世に残しています。
時は秋、大正ロマンの湯の里や郷土の味覚を楽しみながら、
芭蕉と歩く紅葉の出羽路を旅します。
文四郎麸(ぶんしろうふ)
江戸時代、文久年間(1860年〜)に麩づくりを始めたという老舗。六田地区で作る麩はグルテン豊富で、鉄棒に巻き付けて焼き上げる独特の形は「車麩」と呼ばれる。
住所:山形県東根市六田二丁目2-20
TEL:0237-42-0117
栄春堂(えいしゅんどう)
山形県天童市にある温泉街の中で一番古い『将棋駒の実演販売所』。書き駒、彫り駒、盛上駒など展示・販売している。店内奥には「将棋の小さな博物館」がある。
住所:山形県天童市鎌田本町1-3-28
TEL:023-653-2843
営業時間:8:00〜18:00
丸八やたら漬(まるはちやたらづけ)
明治18年創業。当初は味噌・醤油醸造を生業とし、現在は漬物専門店となる。やたら漬やおみ漬けをはじめ、種類豊富な山形の漬物を網羅、販売している。
住所:山形県山形市旅篭町2-1-5
TEL:023-623-0310
営業時間:9:00〜19:00 年中無休
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