2011年8月25日
今回の歴史街道は、京都・洛北から福井・小浜へとつなぐ鞍馬街道。
古より霊山と崇められてきた山の街道には、語り継がれてきた数々の伝説がありました。
源義経や和泉式部が、伝説と共にこの街道に生きています。
今回、修験道の霊場、大悲山 峰定寺に初めてカメラが入ることが許されました。
本堂は、現存する日本最古の舞台造り。この上からは山の神々が見渡せると言います。
そして、険しい山々を越えた小浜では、
700年も前から守り継がれる京の信仰に出逢いました。
清流ならではの夏の風物詩、山里で珍重されてきた食、茅葺屋根の集落など、
山の街道ならではの美しい風景や文化に触れながら、街道の伝説を巡ります。
民宿ダン林(だんばやし)
京都市最北端の集落にある、茅葺屋根の民宿。元々は武家屋敷で地鶏鍋や山菜を使った素朴な料理が人気。
住所:京都府京都市左京区久多宮の町715
TEL:075-748-2113
貴船ふじや(きふねふじや)
貴船の夏の風物詩、川床料理の元祖。天保年間(1830〜44年)創業の料理旅館で、川端康成をはじめ多くの文人も訪れている。
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町貴船神社鳥居前
TEL:075-741-2501
山椒(さんしょう)
京都の北山で昔から親しまれてきた食材。山椒は、葉だけでなく、実、花、甘皮も食べる。短期間に少量しか採れない花と若葉は貴重で、甘辛く炊く木の芽煮(だき)は、毎年心待ちにする御馳走。
住所:京都府京都市左京区花背別所町
TEL:※個人宅の為お知らせできません
鞍馬炭(くらまずみ)
かつて鞍馬炭は"京の三大炭"と珍重されていたが、現在ではそれを知る人も少ない。今でも、昔と変わらず炭を焼き続ける炭職人・小嶋さんを訪ねた。
住所:京都府京都市左京区大原百井町
TEL:※個人宅の為お知らせできません
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