2011年5月5日
かつて「水の都」と謳われた東海道の三島から
伊豆半島を縦断して南伊豆の下田へ至る下田街道。
幕末に、アメリカ初代駐日総領事ハリスが、
下田から二泊三日かけて三島に至った開国の道であるとともに、
川端康成の小説「伊豆の踊子」や岡本綺堂の戯曲「修禅寺物語」など、
数々の文人・墨客が逗留した修善寺、湯ヶ島等、
数々の名湯が街道沿いで湧いています。
三嶋大社の参道から南下して鎌倉、幕末、明治、昭和と
時代を駆け抜けた偉人たちの足跡を辿ります。
新井旅館(あらいりょかん)
数々の国の登録有形文化財を有する修善寺の名旅館。明治44年に初演された戯曲「修禅寺物語」の作者、岡本綺堂がこの旅館で着想。
住所:静岡県伊豆市修善寺970
TEL:0558-72-2007
船原館(ふなばらかん)
天城船原温泉にある旅館で、天城山のわさびを使った新名物「わさび鍋」を考案したとされる。
住所:静岡県伊豆市上船原518-1
TEL:0558-87-0711
修善寺彫(しゅぜんじぼり)
いぶした竹の上に、あたかも毛筆で書いたかの如く彫刻刀で文字を彫る名人技で、好みの栞を観光客に彫ってもらえる。
※見学は要相談
住所:静岡県伊豆市修善寺935-9
TEL:0558-72-3922
Copyright© BS-TBS, INC. All rights reserved.