2011年10月20日
奥州街道は、江戸・日本橋から青森・三厩へ続く、日本最長の道。
今回の旅は、奥州街道の仙台藩領、金ケ崎から城下町・仙台を歩きます。
この街道は、黄金の道。
平安の世に、奥州藤原氏が百年の栄華を誇った平泉。
世界遺産の中尊寺には、黄金の光に満ちた金色堂がたたずみます。
米どころの街道には、黄金色の稲穂が輝きます。
豊かな米の実りは仙台藩62万石を支え、豊かな文化を生み出しました。
伊達政宗が東北に伝えた、絢爛豪華な桃山文化。庶民が生み出した、素朴な米の菓子。
藩主も農民もいやされた、極上の秘湯。
秋の実り輝く、奥州街道を旅します。
湯元 不忘閣(ゆもと ふぼうかく)
16世紀に開湯し、伊達家の湯別当として温泉を守り続けてきた。伊達藩主が泊まった青根御殿は一度消失しているが、まったく同じ造りで建て直され、当時の風情を今に伝えている。
住所:宮城県柴田郡川崎町青根温泉1-1
TEL:0224-87-2011
石橋屋(いしばしや)
仙台には現在も豊かな駄菓子文化が残っている。その理由のひとつが、米どころゆえに庶民へ払い下げられた保存食、糒(ほしいい)の存在だ。これを元に、手に入りやすい材料を使って、おこしなど腹持ちのよい駄菓子が花開いた。
住所:宮城県仙台市若林区舟丁63
TEL:022-222-5415
鳴子温泉 滝の湯(なるこおんせん たきのゆ)
鳴子温泉の御神湯として1100年以上の歴史を持つ古湯。150円で楽しめる共同湯で、湯船には青森ヒバを用いている。
住所:宮城県大崎市鳴子温泉湯元
TEL:0229-83-2126(そば処小花)
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