2012年4月26日
千葉・南房総の湊と湊を結ぶ房総往還。
かつては諸藩が江戸との往来に利用した道であるとともに
商人や地元の人たちには房総の特産品を江戸へ船で運ぶための結ぶ道でした。
街道沿いにある曲亭馬琴の名作「南総里見八犬伝」の舞台となった館山城や
弘法大師が修行した日本寺などを巡るとともに、
潮の薫り満載の懐石料理や街道沿いに咲き誇る花々に
目を楽しませながら春爛漫の房総半島を旅します。
千倉温泉 千倉館
南房総は、源頼朝が再起のために英気を養った場所。千倉温泉は千葉県最古の温泉と伝えられ、脚を負傷した頼朝の愛馬が沸き出でる泉に脚を浸すと、たちどころに治ったという由緒がある。離れの部屋では、作家・松本清張が宿泊し、小説「影の車」を執筆している。
住所:千葉県南房総市千倉町南朝夷1045
TEL:0470-44-3211
佐貫・宮醤油店
佐貫の創業店舗五年(西暦1834年)、170年以上続く醤油店。売るだけではなく、裏では醤油を作っている。
住所:千葉県富津市佐貫247番地
TEL:0439-66-0003
季の音(ときのね)
見事なイヌマキの生垣があるのが築100年の古民家を利用した懐石料理の店「季の音」。もともとは村長の家だったが改築して店にした。地元の野菜を使ったバーニャカウダの食べ放題や地元の漁師の定置網朝獲れ地魚を使った懐石料理が自慢の人気店。
住所:館山市山本695-1
TEL:0470-28-5567
花料理の店 かーむ
房総は温暖な気候から花の産地としても有名で、食用の花の栽培が盛んだ。無農薬栽培で育てられた色彩豊かな食用花を使い、見て良し、食しておいしい"花料理"は、この地ならでは料理。
住所:千葉県南房総市白浜町白浜623-15
(野島崎灯台前)
TEL:0470-38-4747
工芸品「万祝」
萬祝とは房州の漁師半纏のことで鴨川では大漁とときに船主から船員や取引先に半纏が配られた。江戸後期から始まった漁師芸術の工芸品。最近は大漁旗なども作っている。
住所:千葉県鴨川市横渚392
TEL:0470-92-0794
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