
2012年5月31日
千年の都、京都。 古都、奈良。 そして美の都、金沢。
今も私たちを魅了する三都市の街道へ、「本物」を探す旅に出かけます。
京都から、街道を北へ。
水の守り神、貴船神社。さらに奥へと進めば、驚きの建築が山中の崖にありました。
金沢の街道には、武家が育てた美の世界が静かに息づきます。
奈良の街道には、知られざる美しい町並みが、昔のままに生きていました。
歴史ある三都市だからこそ生まれ、今に残る本物の美。
街道から、あなたの知らない京都・奈良・金沢の魅力をご紹介します。
鴨川の水源地に当り、古くから水の神様として崇められている。気が生まれるパワースポットして、多くの人が心願成就に訪れる。和泉式部が夫婦仲を祈願し成就して以来、縁結びの神様としても知られるようになった。御神水に浮かべると文字が現れる"水占みくじ"は、若い女性を中心に人気を集める。
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
TEL:075-741-2016
本堂は、現存する舞台造りとしては、日本最古。久寿元年(1154年)鳥羽法王の勅願で、三瀧上人観空西念によって建立された。工事雑(ざっ)掌(しょう)には若き日の平清盛が当っている。大悲山一帯は古来より修験道の霊場として知られ、本堂背後の鐘(かね)掛岩(かけいわ)には修行で使った鎖がぶら下がり、行場の雰囲気が漂う。
住所:京都府京都市左京区花背原地町772
TEL:075-746-0036
※雨天/冬季(12〜3月)/中学生以下の入山禁止、カメラ/荷物の携帯禁止(受付に預ける)などの規制あり
ひがし茶屋街は、江戸時代の風情を残し、重要伝統的建造物群保存地区になっている。茶屋のほかにも様々な店舗が並び、多くの人々でにぎわっている。
主計町茶屋街は、浅野川に面している情緒豊かな茶屋街。川沿いには料亭が立ち並び、一歩裏道に入ると狭い路地と千本格子の遊郭跡が残る。
710年に遷都された平城京の中枢部分。平城宮の正門、朱雀門や、天皇の即位式などが行われた第一大極殿などが復元され、往時の宮廷文化に思いを馳せることができる。
住所:奈良県奈良市佐紀町1152
TEL:0742-32-5106(文化庁平城宮跡管理事務所)
新町通りは旧紀州街道でもあり、今でも江戸時代の景観を残す街並みが残っている。宿場・商業のまちとして発展した往時の栄華をしのばせる。
住所:奈良県五條市新町
TEL:0747-22-4001(五條市観光協会)
貴船ふじや(きふねふじや)
貴船の夏の風物詩、川床料理の元祖。天保年間(1830〜44年)創業の料理旅館で、川端康成をはじめ多くの文人も訪れている。
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町貴船神社鳥居前
TEL:075-741-2501
つば甚(つばじん)
250年の歴史を持つ料亭。前田家お抱えの鍔師だった三代目、甚兵衛が営んだ小亭がつば甚の始まり。加賀藩主や伊藤博文も訪れた歴史ある料亭で、金沢の伝統料理を堪能できる。
住所:石川県金沢市寺町5-1-8
TEL:076-241-2181
本家菊屋(きくや)
大和郡山の老舗の和菓子店。豊臣秀長が兄の秀吉に献上した御城之口餅(おしろのくちもち)が名物。
住所:奈良県大和郡山市柳壱丁目11
TEL:0743-52-0035
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