
2012年6月21日
今回の歴史街道は、江戸と水戸を結ぶ水戸街道。
歴代の水戸藩主たちは江戸常勤を定められており、水戸黄門こと二代藩主・光圀が
藩主時代に水戸に帰ったのはたったの11回。
街道には光圀ゆかりの橋、愛でたであろう美しい花、水辺の風景が残ります。
日本の味覚「うな丼」も水戸街道沿いが発祥の地。
山岳信仰の地「筑波山」へも水戸街道を経由して多くの人々が参詣しました。
藩政時代より人々が愛した風景、郷土の味覚、生活の匂いを感じながら街道を旅します。
映画「男はつらいよ」の舞台になった柴又。参道は昔ながらの露店が建ち並ぶ下町情緒豊かな通り。60日に一度の「庚申まいり」の日には、江戸の人びとが灯をかざし帝釈天題経寺に救いを求めた。
住所:東京都葛飾区柴又7-10-3
TEL:03-3657-2886(帝釈天事務所)
江戸時代初期、地元住人専用に幕府が設けた渡し場のうちのひとつ。都内に残っている渡しはここだけ。歌謡曲「矢切の渡し」でも有名になった。
住所:千葉県松戸市下矢切1257
TEL:047-363-9357
運航時間:10時〜16時
運航日:3月中旬〜11月 毎日
日本百名山のひとつにも挙げられる筑波山。「西の富士、東の筑波」と並び称されるほどの美しさを持つ。その筑波山をご神体として古代より信仰の対象となった。神社の一角で、毎週末の土日にガマの油売り口上が行われている。
住所:茨城県つくば市筑波1-1
TEL:029-866-0502
偕楽園は、水戸徳川家第9代藩主斉昭が自ら造園構想を練り、創設したもの。偕楽園は梅の名所として有名だが、四季折々の見所があり、初夏には深紅のキリシマツツジ、真夏には緑あざやかな孟宗竹や杉林、秋には可憐な萩の花やモミジが見られる。
住所:水戸市見川1-1251
TEL:029-244-5454
水戸市植物公園は、テラスガーデン、熱帯果樹温室、植物館、湿生花園等からなる洋風の庭園。薬草園では、光圀が命じて作らせた「救民妙薬」と当時の効能が展示されている。
住所:茨城県水戸市小吹町504
TEL:029-243-9311
筑波山江戸屋
筑波山参詣客の宿として江戸時代初期の創業。筑波山の懐に抱かれながら、四季の料理と湯を楽しめる。
住所:茨城県つくば市筑波728
TEL:029-866-0321
うなぎ川魚料理 伊勢屋
創業明治35年の牛久沼の湖畔にある老舗。秘伝のタレでうなぎ料理を提供している。
住所:茨城県龍ケ崎市稗柄町125
TEL:0297-66-0965
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