2011年9月22日
今回は石川県、能登半島を一周する能登路を歩きます。
千枚もの田んぼが並ぶ広大な棚田に、日本海の夕景。
能登には、どこか懐かしく、美しい日本の原風景が広がっていました。
また、能登は匠でも知られる地。
匠を求め街道を歩くと、輪島塗や「幻の古陶」珠洲焼と出会います。
さらには、16世紀から続く塩作りの匠まで。
日本海に沿って能登半島を巡る旅、古の日本の風景を求めて海の道を歩きます。
美湾荘(びわんそう)
約200年の歴史を持つ和倉温泉の宿。海に面した露天風呂に日本海で獲れた新鮮な海の幸。露天風呂付客室もあり。歌人、与謝野晶子も訪れた和倉の名湯。
住所:石川県七尾市和倉町和歌崎3-1
TEL:0767-62-2323
珠洲織陶苑 典座(すずしょくとうえん てんぞ)
築160年という江戸時代に建てられた旧家を利用した食事処。地元の食材を使った精進料理ベースの和の味が堪能できる。趣ある旧家のたたずまいで味わう食事は絶品。珠洲焼の職人であるご主人の作品も家の中に並ぶ。
住所:石川県珠洲市三崎町伏見ワ部23
TEL:0768-88-2657
塩安漆器工房(しおやすしっきこうぼう)
今から150年前の安政5年の創業。輪島塗の工房で塗師屋を営む。職人による塗りの工程を観ることができ、間近で輪島塗の制作を体感できる。
住所:石川県輪島市小伊勢町日隅20
TEL:0768-22-1166
揚げ浜式製塩・角花 豊さん
(あげはましきせいえん・かくはなゆたかさん)
400年以上も昔から受け継がれている揚げ浜式製塩。先祖代々この方法を受け継ぐのは、角花さん一人になってしまった。塩田に海水を霧状に撒くなど、その姿は能登でしか見られない。ここで作られた塩は、200グラム、600円で電話販売している。
TEL:0768-87-2857
Copyright© BS-TBS, INC. All rights reserved.