2011年5月26日
今回の歴史街道は、三重県・桑名から南下し伊勢神宮・内宮をつなぐ伊勢街道。
江戸時代、「一生に一度はお伊勢参り」を掛け声に、お伊勢さんブームが起きました。
美食あり、土産あり、そして遊びあり。
伊勢参りは、日本人にとって最初の観光旅行だったのです。
街道沿いの町に暮す人々は、旅人を手厚くもてなしました。
数多くの豪商を生んだ町・松阪もそのひとつ。
そこには、三井財閥を築いたスーパー商人・三井高利がいました。
大江戸観光旅行を味わいながら、三重県・伊勢街道を旅します。
朝日館
徳川慶喜も泊まった、大名の本陣であった、創業280年の旅館。
贅沢な貴賓室がある。伊勢参りの際に御師の館で出されていた"御師の御膳"を再現した料理を食べられる。
住所:三重県伊勢市二見町茶屋228
TEL:0596-43-2001
へんばや
伊勢最大の川"宮川"を渡る際、馬で参宮する人は、川岸で馬を返した。
そこから生まれた、旅のおやつ"へんば餅"を売る。
1775年創業以来、同じ味を守り続けている。
住所:三重県伊勢市小俣町明野1430-1
TEL:0596-22-0097
榊原温泉 神湯館
清少納言が「湯は七栗の湯 有馬の湯 玉造の湯」と詠った、美肌の湯。
お伊勢参りの時代は、湯垢離の地として大きな湯治場として栄えた。
住所:三重県津市榊原町5079
TEL:059-252-0001
臼井職布
津に唯一残る"伊勢木綿"を作る店。
伊勢参りの土産物として、木綿を購入する旅人が多く居た。
反物はもちろんの事、ハンカチや名刺入れなどの小物を購入することも出来る。
住所:三重県津市一身田大古曽67
TEL:059-232-2022
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