
2011年12月8日
江戸の世、日本随一の大動脈が東海道でした。
京へと向かう最初で最大の難関が「天下の険」箱根峠。
湘南海岸沿いをゆく街道は、葛飾北斎が「富嶽三十六景」にも描いた道のり。
また、藤沢、江の島へとつながる東海道は、参詣の道でもありました。
江島神社を詣で、相模湾の絶景と海の幸を堪能。
小田原の城下町を抜けると箱根の名湯。大いににぎわった街道筋に思いを馳せながら、
今回は憧れの箱根へ向かう相模国の道を歩きます。
時宗の総本山。通称は遊行寺(ゆぎょうじ)。
呑海(どんかい)が1325年に清浄光院を建立したのに始まる。
住所:神奈川県藤沢市西富1-8-1
TEL:0466-22-2063
八臂弁財天と日本三大弁財天のひとつ、裸弁財天・妙音弁財天が安置されている。
海の神、水の神の他に幸福・財宝を招き、芸道上達の功徳を持つ神として、今日まで仰がれてる。
住所:神奈川県藤沢市江の島2-3-8
TEL:0466-22-4020
戦国時代から江戸時代にかけての平山城で、小田原北条氏の本拠地。
江戸時代には小田原藩の藩庁があった。
住所:神奈川県小田原市城内6-1
TEL:0465-23-1373
相模と伊豆の国の境に建つ関所。「入り鉄砲に出女」の特に江戸から出る「出女」を厳しく取り締まった。
現在、建物は復元され、当時の面影を見ることができる。
住所:神奈川県足柄下郡箱根町箱根1番地
TEL:0460-83-6635
岩本楼 (いわもとろう)
鎌倉時代からの名刹、岩本院を前身とする旅館。
ローマ風呂や洞窟風呂は必見。富士山が見える部屋でいただく海の幸は絶品。
住所:神奈川県藤沢市江の島2-2-7
TEL:0466-26-4121
環翠楼 (かんすいろう)
慶長19年(1614)、箱根塔ノ沢に湯治場として開湯する。
水戸光圀、伊藤博文、島崎藤村、あらゆる偉人に愛された名旅館。
皇女、和宮がここで亡くなり、遺品も残る。
住所:神奈川県足柄下郡箱根町塔之沢88
TEL:0460-85-5511
ごん太鮓 (ごんたずし)
東海道を行く旅人が担いだ振分け荷物。
その形に似せた稲荷ずし「道中いなり」が人気の店。
住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区岩井町124
TEL:045-741-7500
ちん里う (ちんりう)
始祖門弥は嘉永年間、小田原藩主大久保忠禮公の料理人頭として仕えた。
明治になり料亭を創業。その後、漬物製造および販売業を主とすることになり、
現在に至る。小田原名物、梅干が数多く並ぶ。
住所:神奈川県小田原市栄町1-2-1
TEL:0465-22-4951
ういろう
東海道沿いに建つ城のような外観。ここが「ういろう」を扱う専門店。
1400年以上の歴史を持つ外郎(ういろう)家の秘伝である透頂香は「薬のういろう」と呼ばれる。その外郎家が客の接待用に作ったのが菓子の「ういろう」。
住所:神奈川県小田原市本町1-13-17
TEL:0465-24-0560
箱根 甘酒茶屋 (はこね あまさけちゃや)
旧街道沿いに建つ甘酒茶屋。江戸時代は、この辺りに4軒あったが現在はここ一軒のみが残る。米、麹、塩のみで作る昔ながらの甘酒は絶品。
茅葺屋根や囲炉裏など風情ある景観も楽しめる。
住所:神奈川県箱根町畑宿二子山395-1
TEL:0460-83-6418
Copyright© BS-TBS, INC. All rights reserved.