2012年1月19日
今回の歴史街道は、九州の東海岸を走る日向街道。
かつて日向国と呼ばれた宮崎県には古から伝わる神話が人々の生活に息づいています。
神話の物語を今に伝える高千穂夜神楽や郷土料理。
そして小藩がひしめいていた江戸時代、
豊かな自然を利用した工芸が各藩の財政を支えました。
その工芸は、今も残る宮崎の自然によって現代に伝わっています。
今回は自然が織り成す景勝地をめぐりながら、日向街道を旅します。
延岡水郷やな(のべおかすいごうやな)
毎年10月から天然の鮎を伝統の漁法「やな」で獲り、塩焼きや甘露煮など様々な鮎料理が食べられる。
TEL:0982-29-2155
美々津手漉き和紙(みみつてすきわし)
豊かな自然が育んだ美々津の手漉き和紙。今はただ一人の職人が、江戸時代と変わらぬ製法で和紙を作っている。
住所:宮崎県日向市美々津町
TEL:0982-58-0674
神代独楽(じんだいこま)
佐土原藩に伝わる伝統玩具。まわすとうなるため「うなりごま」とも呼ばれる。伝統工芸師兵頭さんだけが、今作っている。
TEL:0985-74-1695
(佐土原伝統工芸保存会 会長 小豆野(あずきの)氏)
Copyright© BS-TBS, INC. All rights reserved.