2011年12月22日
上州姫街道は、中山道の脇往還として、埼玉の本庄から分岐し、
富岡、下仁田を通って、信州の追分まで続いた道です。
険しい山道が多い中山道に比べ、道が平坦で女性でも歩けるところから
「姫」の名が付きました。
この道は物流も盛んで、周辺では養蚕が特に盛んでした。
蚕を繭に育て、生糸を紡ぎ、世界をうならせた絹を生み出しました。
絹に希望を託した人々の息遣いが残る、上州姫街道を旅します。
常盤館(ときわかん)
大正元年創業の老舗割烹旅館。上州姫街道を通る商人が昔よく泊まったといい、かの有名な画家、竹久夢二も泊まり、下仁田の芸者の絵を残している。
住所:群馬県下仁田町下仁田359-2
TEL:0274-82-2216
すき焼き
常盤館で食べることができる。地元で採れる上州牛に、名物・下仁田葱の甘みが溶け合う。冬には是非食べに行きたい。
住所:群馬県下仁田町下仁田359-2
TEL:0274-82-2216
富栗(ふっくり)
富岡製糸場から程近いところにある明治30年創業のお菓子屋。「富」岡の「栗」の名の通り、焼いた栗を練乳入りの白あんで包んで焼いた。昭和初期以降、富岡製糸場の工女さんに愛されたお菓子だ。
住所:群馬県富岡市富岡1173-1
TEL:0274-62-0162
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