
2012年1月5日
江戸の日本橋と京の三条大橋をつなぐ、東海道。
江戸時代、徳川家康が整備した東海道は、政治や流通はもちろん、
庶民が行き交う旅の道としても機能するなど、日本を代表する街道でした。
今回はそんな東海道の起点、日本橋を歌舞伎俳優、中村勘太郎さんが歩きます。
江戸時代の日本橋とは、どんな町だったのか。日本橋巡りは七福神に始まり、
江戸の粋から江戸前寿司まで。勘太郎さんは、江戸文化を伝える江戸っ子たちを
訪ね、日本橋の真髄を体験します。
また、品川、箱根、島田、新居、関…西へ連なる東海道の宿場もご紹介。
目指すは、京の三条大橋。
新年初回は2時間拡大スペシャル、江戸と京都を結ぶ大動脈、東海道を旅します。
1718年創業の刷毛とブラシを商う老舗。初代が将軍家お抱えの刷毛師だった。
現在でもヘアブラシ、靴ブラシ、歯ブラシなど多種多様な商品を販売している。
住所:東京都中央区日本橋大伝馬町2-16
TEL:03-3664-5671
御神体の恵比寿神は運慶作と伝えられ、徳川家康から下賜されたもの。商売繁盛を願う日本橋の商家にとって欠かせない存在であり、日本橋七福神の恵比寿神として崇敬を集めている。
住所:東京都中央区日本橋本町3-10-11
1466年に鎮座した弁財天、福禄寿が奉育される古社。新しい穀物を供え、一年の恵みに感謝する『どぶろく祭』の日は、多くの参拝者でにぎわう。まゆみくじなど個性的なおみくじもあり、都心の穴場的参詣スポット。
住所:東京都中央区日本橋小網町16-23
TEL:03-3668-1080
中村座の始祖、中村勘三郎は、歌舞伎の「猿若」で天下の名優とうたわれ、1622年、江戸に下り、「猿若座」(中村座)の櫓をこの地にあげた。
住所:東京都中央区京橋3-4先
濱甼高虎の前身は、江戸時代創業の染元「紺屋」。伝統的な綿反物、半纏、手ぬぐいなどを扱う。
「柄に洒落を取り入れることこそ江戸のこだわり」と江戸っ子のご主人は語る。古くて新しい価値を紡ぐ店として知られる。
住所:東京都中央区日本橋浜町2-45-6 高虎ビル
TEL:03-3666-5562
繁乃鮨 (しげのずし)
明治初期に日本橋魚河岸に店を開いた魚卸商「高根屋」が前身。
宮内庁御用達を拝命し、神事用の魚を納めている。
正統派の江戸前握りを堪能できる日本橋の名店。
住所:東京都中央区日本橋本町1-4-13 高根屋ビル
TEL:03-3241-3586
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