
2011年8月18日
東京の日本橋から、京の三条大橋に至る道、それが東海道です。
参勤交代の大名行列が行き交った全長500キロの大街道、
広重が五十三の宿場を描いた文化と歴史の道です。
とりわけ、三重と滋賀の県境・鈴鹿峠の界隈は、歴史の玉手箱です。
街道一の親孝行息子。関宿の夏祭り。絶景・ハスの楽園。
江戸の風情と、現代の暮らしが違和感なく溶け合う宿場の町並み。
江戸時代にタイムスリップできる道、夏の東海道を旅します。
東海道・江戸から46番目の宿場、亀山宿にある亀山城。現在、多門櫓(たもんやぐら)、城壁、堀などが残る。
1590年築城。三重県内で現存する唯一の城郭。
見学自由。
住所:三重県亀山市本丸町
TEL:0595-97-8877(亀山市観光協会)
企画展『江戸時代の亀山城と街道』を8月31日(水)まで開催中。亀山市内を通っていた東海道などの街道、宿場(亀山宿、関宿、坂下宿)に関して、解説パネルや実物資料を展示。
住所:三重県亀山市若山町7-30
TEL:0595-83-3000
東海道・江戸から47番目の宿場。東海道で唯一、伝統的建造物群保存地区に選定、江戸から明治に建てられた町屋がよく保存され、往時の姿を色濃く残す。“関の山車(やま)”で知られる夏祭りの開催は、毎年7月下旬の2日間。
TEL:0595-97-8877(亀山市観光協会)
関宿を代表する大旅籠のひとつ。現在は江戸時代の貴重な旅籠建築として修復され、一般公開されている。当時の生活道具や庶民の旅に関係する歴史資料、歌川広重の浮世絵などが展示されている。
住所:三重県亀山市中町444-1
TEL:0595-96-0468
琵琶湖湖南の烏丸(からすま)半島に咲くハスの見頃は、7月下旬から8月中旬。見学自由。開花情報は草津市立水生植物公園で得られる。
住所:滋賀県草津市下物町1091番地
TEL:077-568-2332
“関の戸” 深川屋(“せきのと” ふかわや)
創業380年を越える老舗の菓子司。京の御室御所(おむろごしょ)におさめられていた菓子「関の戸」は、当時のレシピのまま作られている。
住所:亀山市関町中町
TEL:0595-96-0008
魚仙(うおせん)
信楽焼の器で供される料理が味わえる店。
住所:滋賀県甲賀市信楽町長野1334-2
TEL:0748-82-0049
信楽焼(しがらきやき)
焼物の里、信楽には窯元を見学できる路地「窯元散策路」が整えられている。前もって依頼すれば案内もしてもらえる場合もある。
詳細は、信楽観光協会まで。
住所:滋賀県甲賀市信楽町長野1142(信楽伝統産業会館内)
TEL:0748-82-2345
Copyright© BS-TBS, INC. All rights reserved.