2011年6月16日
今回は、北九州小倉から佐賀県唐津までの唐津街道を旅します。
九州北部は古代より、大陸との交流が盛んだったため、食文化や建築、伝統工芸など様々なものが大陸の影響を受けたことがわかります。
さらに「漢委奴国王」と記された純金製の金印が発見され、その謎を驚くべき考察力で解いた儒学者・亀井南冥も唐津街道で活躍しました。
そして豊臣秀吉も大陸への野望を抱き、街道にその足跡を残しています。
洋々閣(ようようかく)
明治26年創業の純和風旅館。日本人の観光客だけでなく、海外からの観光客も多く宿泊する。唐津焼の器に、季節の旬をいただける。
住所:佐賀県唐津市東唐津2-4-40
TEL:0955-72-7181
百年床 宇佐美商店(うさみしょうてん)
北九州の台所と呼ばれる旦過市場の中にある。百年ものの糠床で炊く、小倉の郷土料理「ぬかみそ炊き」を味わえる。糠床で炊いたさばやイワシは、ご飯だけでなく、お酒の肴にも相性抜群。
住所:福岡県北九州市小倉北区魚町4-1-30(旦過市場内)
TEL:093-521-7216
和創彩肴 喜家(きっか)
博多中洲にある喜家では、福岡の郷土料理を昔のままに再現している。がめ煮はすっぽんを使って瓶で食べていたことが、その名の由来の一つ。ここでは"昔ながら"のがめ煮を味わえる。
住所:福岡県福岡市中央区西中洲2-14 フジクラビル1F
TEL:092-737-1770
中里太郎右衛門陶房
(なかざとたろうえもんとうぼう)
大陸より伝わったとされる伝統の唐津焼を400年以上継承する中里太郎右衛門。現在十四代が受け継いでいる。陶房だけでなく十二代、十三代の作品も展示されている陳列館もあり、その場で購入することも可能。
住所:佐賀県唐津市町田3-6-29
TEL:0955-72-8171
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