にっぽん歴史街道

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2011年10月6日

山陽道〜龍馬と篤姫が歩いた瀬戸内の道〜

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今回の歴史街道は、九州・大宰府と京都をつなぐ山陽道。
江戸時代には参勤交代の大名が行列をなしました。
江戸への献上物として、街道沿いの街に息づいた、匠の技。
篤姫が故郷を懐かしんだ茶菓子やペリーが愛した酒など、知られざる美食の数々。
山陽道沿いの町には坂本龍馬の逸話が残る宿や港が今も残ります。
龍馬と篤姫が歩いた瀬戸内の道を旅します。

対潮楼(たいちょうろう)

福禅寺の本堂に隣接し、江戸時代の元禄年間(1690年頃)に創建された朝鮮通信使の迎賓館として重要な役割を担っていた。
住所:広島県福山市鞆町鞆2
TEL:0849-82-2705

岡山後楽園(おかやまこうらくえん)

世の中が平和を感じていた17世紀後半、西国を代表する強大な外様大名池田氏が作った庭園。4万坪という広大な敷地の中心には池があり、能舞台や茶室など、歴代の藩主の好みによって、後楽園はその姿を変えてきた。
住所:岡山県北区後楽園1-5
TEL:086-272-1148

虫明湾(むしあげわん)

『虫明の迫門の曙 見る折るぞ 都のことも忘られにける』。平忠盛が朝日の美しさを詠んだ場所。

今回訪れた街道

吉井旅館(よしいりょかん)

幕末、京都に向かう途中の坂本龍馬が倉敷に立ちよった際にこの宿の「かえでの間」に宿泊したという伝説が残っている。
住所:岡山県倉敷市本町1-29
TEL:086-422-0118

佐藤玉雲堂(さとうぎょくうんどう)

天宝元年(1830年)創業の老舗店。篤姫が85個買ったという柚べしは、餅粉に柚子や白味噌を混ぜた蒸し菓子。
住所:岡山県矢掛町矢掛3084
TEL:0866-82-0164

木村興楽園(きむらこうらくえん)

1675年、岡山池田藩から筆頭御細工人に選ばれ藩の手厚い保護を受けてきた備前焼の窯元。
住所:岡山県備前市伊部667
TEL:0869-64-2064