罪人の子という足かせを解くため、粛清の嵐を吹かせて廃妃の追尊を実現したヨンサン君。廃妃の処刑に関わった者は残らず処断し、ハン・ミョンフェら死者までも墓を暴いて死体を掘り起こし、首をさらした。心労によってインス大王大妃は、ついに倒れ息をひきとる。ついにヨンサン君の時代となったが、チンソン大君を中心とする抵抗勢力が牙をむこうとしていた。