大殿内官オムと恵嬪ヤン氏を追放したスヤン大君は弟のクムソン大君をはじめ敵対勢力を一掃し、夜遅く宮殿に乗り込む。孤立無援となった端宗は他に誰も殺さないことを条件に譲位を決意し、スヤン大君はついに望み続けた王位を手に入れる。急な即位で王服が整わない中、この日のために自ら仕立てた王服を届けるジョン。ところが、妻がいるトウォン君は宮殿で暮らせず次男だけ連れていくとユン氏から告げられ、ジョンは大いに落胆する。