インス大王大妃に罪人の子と呼ばれ、ますます王座に不安を募らせるヨンサン大君は、廃妃の味方だったイム・サホンやユ・ジャグァンらと図り、世祖を批判する「成宗実録」の草稿を口実に多くの学者たちを粛清する。しかし、彼らの真の標的は廃妃を見殺しにした人々、つまり大王大妃とその手足である重臣たちだった。吹き荒れる粛清の嵐に宮殿の人々は恐怖に陥るのであった。