10年ぶりに宮殿を訪れた粋嬪(ジョン)を巡り、宮殿はにわかに緊張が高まる。粋嬪は世子となったヘヤン大君への敵意を心に秘めつつ世祖に接近し、長男のウォルサン君を次の世子にするため、言葉巧みに世祖の心を操って宮殿内に自らの勢力を築こうとする。ハン・ミョンフェはその手腕に舌を巻きつつも野望を捨てるよう粋嬪を説得するが、粋嬪はウォルサン君を次の世子に推すよう頼む。