インス大妃が廃妃に与えた最後の機会。贈られた礼服に身を包んで使者を迎えた廃妃は、その瞬間、自分が陰謀にはまったことに気づく。使者の報告を聞いたインス大妃は即座に廃妃の処刑を決め、決断を下せずに迷っている成宗に処刑できないなら王子を世継ぎから外すと迫る。ついに成宗は廃妃に自決を命じる王命を下し、王名を奉じた使者が再び廃妃の実家へと向かった。