親政を始めた成宗は、新たな人材を登用し朝廷の刷新を図ろうとするが、インス大妃は功臣を退ければ王位が危うくなると猛反対。自らの思い描く政事と母に対する孝行の狭間で苦しむ成宗。一方、王の寵愛だけを武器に女官から側室、そして王妃にのし上がったソンイは、大王大妃の後ろ盾をいいことに好き勝手に振る舞う。しかし、成宗を他の女に奪われるという不安は日に日に増す。