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2013年05月06日放送
午後6:00〜7:54〔2時間スペシャル〕

#28「ぶっつけ本番！路線バスの旅 南九州 昭和懐かしの新婚旅行」

出演

石倉三郎　山田純大

“昭和懐かしの新婚旅行”をテーマに路線バスで巡る男ふたり旅。

今回の舞台は、九州の宮崎と鹿児島。

昭和４０年代、「もはや戦後ではない」を合言葉に日本は活気づいていました。

飛び始めたばかりの飛行機に乗って九州へ新婚旅行に行くことは、当時の若者にとってステータスでした。皇族のハネムーンも宮崎。九州は、憧れの地だったのです。

そんな九州の名所、温泉、美食をめぐる路線バスの旅。俳優、石倉三郎さんと山田純大さんが路線バスに乗って、懐かしい昭和の風景を駆け抜けます。

＜訪れた街�@：宮崎県・青島＞

石倉さんと山田さんが訪れたのは、青島神社と鬼の洗濯板。

青島神社は、縁結びの神として知られます。その目の前に広がるのは、海の浸食で生まれた「鬼の洗濯板」。昭和の新婚さんたちも神社のご利益と絶景を求め、青島にやってきたのです。

地元のあたたかい歓迎を受ける二人。名物の焼酎にご機嫌の石倉さん。

一方、独身の山田さん。縁結びには、もってこいの神社でしたが・・・。

＜訪れた街�A：宮崎県・日南＞

やってきたのは、鵜戸神宮。本殿は、海に面した断崖の洞窟内にあり、祭神は神武天皇の父、ウガヤフキアエズノミコト。大正から昭和の中頃にかけて、新婚さんによる「鵜戸さん参り」の風習があり、多くのカップルでにぎわいました。

今年、厄年の山田さん。せっかくなので、歴史ある鵜戸神宮でお祓いをしてもらうことに。

＜訪れた街�B：宮崎県・飫肥（おび）＞

城下町として栄えた飫肥。武家屋敷や商家が立ち並び、江戸時代の面影を残すこの街は、「九州の小京都」と呼ばれています。

郷土料理の厚焼玉子に和牛ステーキ、そして新鮮なカツオ。

しっとりとした風情を残す城下町で、美食を満喫します。

＜訪れた街�C：宮崎県・高原（たかはる）＞

高千穂峰の麓に広がる高原町は、初代の天皇である神武天皇生誕の地と伝えられ、歴史の息吹を感じる神々のふるさとです。点在する史跡や神社には、数々の神話や伝説が残されています。また、「日本で最も美しい村」とも称される自然美あふれる絶景の地でもあるのです。

子どもの頃、自然豊かなハワイで過ごした山田さんは、美しい高原に何を感じるのでしょうか。

＜訪れた街�D：宮崎県・都城＞

宮崎県南西部の街。ここを訪れた石倉さんは、焼酎の醸造所で芋焼酎の原酒に舌鼓。

また、ぶらり街を歩けば、知る人ぞ知る名湯に出会いました。温泉好きの石倉さんには、忘れられない旅になったようです。

＜訪れた街�E：鹿児島県・霧島＞

鹿児島湾北岸にある霧島。ここは、温泉が多いことでも知られます。

実は霧島、維新の英雄・坂本龍馬が妻・お龍と新婚旅行に訪れた地。これが日本で初めての新婚旅行と言われています。石倉さんと山田さんは、その時、坂本龍馬とお龍さんが泊まった霧島ホテルへ。路線バス２日目の夜、二人は幕末の歴史が宿る名所で酒を酌み交わしました。

＜訪れた街�F：鹿児島県・指宿（いぶすき）＞

旅の終わりは、薩摩半島の南端に位置する指宿。温泉地としてにぎわい、温暖な気候と美しい海に面していることから「東洋のハワイ」とも呼ばれるリゾート地です。

名物は、温泉で温められた砂に埋まる「砂蒸し風呂」。昭和の中頃、多くの新婚さんたちが南国ムードと砂蒸し風呂を求め、指宿へやってきたのです。

旅の締めくくりに、砂に抱かれた石倉さんと山田さん。男ふたりの新婚旅行に何を思うのでしょう。

今週の「それおも」スポット