2013年02月25日放送
#21「ふれあい“ご恩返し”旅〜沖縄・大宜味村編〜」
- 出演
- 山田邦子
人口およそ3400人のうち、80歳を超える人が500人以上!沖縄・大宜味村に長寿の秘密を探る旅に出かけました。
塩谷地区でお掃除していた女性に声をかけてみると…。
タケさんの長寿のコツは、早寝早起き。9時就寝、6時起床→ラジオ体操→お掃除という生活を毎日欠かさないのだそうです。
ハナさんは野菜が好きでよく召し上がっているそうです。
売店をきりもりしている宮城初枝さんは91歳!買い物に来ていた宮城信子さんは85歳!
サヨさん「よく食べて、庭の草を採ったりして、よく手を動かすこと。」
信子さん「こうして集まってゆんたく(おしゃべり)すること。」
宮城ハナさんが作っているのはタピオカの元になるキャッサバ芋。
ハナさんは、7歳からずっと農作業をしているそうです。
「この辺ではみんな自分の畑で野菜をつくって食べてますよ。買うものは農薬が入っているし。自分で食べるだけ作る。」
「クスリ、クスリ!」
これは長命草。今、美容と健康によいと注目されている薬草ですが、このあたりでは、道端に生えているんですね。
ハナさんが「タピオカのてんぷら」を作ってくれました。キャッサバ芋を粉にした「でんぷん」をサツマイモと混ぜて揚げます。
ハナさんの長生きの秘訣は?
ハナさん「何でも食べるの、働くの、動くの。働いている人は長生きするの。働くのがいいと思う。」
深福さんは昨年、「カジマヤー」のお祝いをしました。沖縄ではこの歳になると子供に帰るといわれ、「カジマヤー(=風車)」を持って村を練り歩き、盛大にお祝いするのだそうです。深福さんはもちろん、バイクでパレード!
玉城家チームのアンカーは、深福さんがつとめました。
「ゴール前で抜かれてしまったのが悔しくてたまらん」という深福さん、来年こそは!と今から意気込んています。
タンカンの収穫に出る深福さん。畑はおよそ400坪!奥さんの文さん(89歳)と二人で作業しています。
タンカンの収穫は腰をかがめることも多く、見た目よりずっと大変。
柑橘系の中では最も糖度が高く、ビタミンCはミカンの倍もあるといわれているタンカン。
この日は、ご先祖様に家族の健康を願ってお祝いをする、沖縄伝統の行事、ムーチー(餅)の日でした。
お祝いの料理は、ずばりスタミナ系!
豚のモツを使った「中身汁」。良質なたんぱく質が豊富で、沖縄の祝いの席では欠かせない料理。
特有の臭みがある「ヤギ汁」。ヤギは栄養補給源として昔から食べられているのだそう。
「ヤギの刺身」。低脂肪で高タンパク、新鮮だからこそ刺身で頂けます。
今週の「それおも」スポット
道の駅おおぎみ
沖縄県国頭郡大宜味村字根路銘1373
電話:0980-44-3048
営業時間:8:30〜17:30
田嘉里酒造所
沖縄県国頭郡大宜味村田嘉里417
電話:0980-44-3297
営業時間:8:30〜17:00