2013年03月25日放送
#25「石狩へ!ローカル線と路線バスで行く!唯一の旅」(後編)
- 出演
- 河相我聞
気になる駅は全て下車!そこで「唯一!」と言われるモノを求めて、旅人・河相我聞がぶっつけ本番のアポなし旅の後編。あと二日で旭川までたどり着ける?
2日目のスタートは函館本線蘭越駅を途中下車。
地元の人の話に出てきた「花トイレ」なるものを訪ねてみると…。
入ってみれば、クラッシック音楽が流れるゴージャスなトイレ。実は蘭越は“花の街”と呼ばれていて、そこで駅前の活性化につながるようにと造られたトイレなんだとか。
案内されるまま近くの公民館へいってみると、みなさん竹細工で籠などをつくっておられました。
「このあたりでの“唯一”ってなんでしょうか」との我聞さんの問いに、みなさんから出るわ出るわ、たくさんの“唯一”が!
「まずは米!蘭越米は“米-1グランプリ”で去年優勝したよ。」
急遽作ってもらった塩むすびをごちそうに。
雪秩父の温泉へ。
途中、立ち寄った尻別川は、2000年から3年連続で国が清流日本一に認定した川です。
アユやヤマメも豊富。まさに蘭越町の宝!
天然温泉だけに、日によって湧き出るお湯の温度が大きく違うんだそうです。
そしてさらにお風呂は…
ホームに面したところにあります。
これぞ“唯一”の体験!
ヒノキをくりぬいた丸太風呂に、お湯は「おいしい水」で有名な羊蹄山の湧き水を沸かして使用。なんとも贅沢です。
我聞「ここの宿のよいところってどんなところですか?」
南谷さん「ここは何にもないんですが、都会にはないものがたくさんあるってところですね」
駅前のタクシーの運転手さんの話から「竹鶴ジャンプ台」に連れて行ってもらうことにしました。
「怖い!」
次は路線バスで「ローソク岩」なるものを見にいこうとバスに乗り込みます。
ところが、トンネルを抜けると天気は急変。吹雪の中、ローソク岩はおろか、人影も見当たりません。
あまりの寒さに漁師さんの番屋の中に入れてもらいました。
今度は縁起のよさそうな「銭函駅」で下車してみます。
駅長さんから「銭函、唯一といえば“海賊ラーメン”」と聞いたからには、ラーメンには一家言ある我聞さん、行かないわけにはいきません。
ムール貝、ホタテ、イカ、白身魚のすり身、鮭、エビが載る超豪華ラーメン!
我聞さん、みちくさのしすぎで旭川駅にはたどり着けませんでしたが、たくさんの“唯一”に出会えた2泊3日の旅でした。
いやぁ、ニッポン、おもしろいネ!
今週の「それおも」スポット
花トイレ
アクセス:JR蘭越駅から歩いてすぐ
公営国民宿舎雪秩父【温泉】
〒048-1321 北海道磯谷郡蘭越町字湯里680番地
電話:0136-58-2328
アクセス:函館本線昆布駅からタクシーで30分 札幌駅から約3時間30分
営業時間:日帰り温泉 受付9:30~20:00 21:00閉館
駅の宿ひらふ【宿泊】
北海道虻田郡倶知安町字比羅夫594-4
電話:0136-22-1956
アクセス:JR比羅夫駅下車徒歩17歩
ローソク岩
北海道余市郡余市町潮見町
電話:0135-23-2116(余市観光協会)
アクセス:JR函館本線余市駅から北海道中央バス美国行き or 神威岬行きで17分、汐見町下車
海賊船【海賊ラーメン】
〒047-0261 北海道小樽市銭函2丁目2-4
電話:0134-62-7655
アクセス:JR銭函駅下車徒歩1分
営業時間:ランチ11:30~13:30/ディナー17:30~21:00