番組のメールコーナーやHPに寄せられた質問に対するドクターからの回答を掲載しています。
(注:皆様から頂いたメッセージは番組やコンテンツに役立てるよう必ず目を通しておりますが、個別に返信・対応をお約束するものではありません。このコーナーに於きましてもすべての質問に対して回答を掲載するものではないことをご了承下さい。)
2005年2月27日OA テーマは『乗り物酔い』
ドクターQ&Aは、こちら
2005年2月20日OA テーマは『高血圧』
Q:
アメリカでは、遺伝子診断で、「自分が将来高血圧になるかどうか」調べられると聞きました。日本では、この検査を受けることができますか?(46歳
女性) |
A: アメリカでは高血圧になった方の遺伝子を調べて、塩分を減らす食事療法が効果があるかどうかが、すでに分かっています。この検査では、高血圧になった人が塩分制限をして効果的かどうかということが遺伝子で分かるというものです。効果がないという人もいます。効果がない人には、塩分制限をすすめず、血圧に注意しながら生活してもらい、別の治療法を考えるのです。この検査は日本にはまだ入ってきていないが、日本では乳がんの遺伝子検査がすでに導入されています。乳がんの 遺伝子が見つかると80%の確率で乳がんになることが明らかになっています。現在、このような遺伝子診断がすごい勢いで進んできています。 |
Q:
身長154cm、体重56kgの小学5年生の息子が、高血圧だと分かりました。血圧は、上が147、下が93でした。病院では、「体重を減らすよう心掛けて下さい」と、薬は処方されませんでした。子供の高血圧には薬が必要ないのでしょうか?(37歳
女性) |
A: 小学校5年生からもう薬に頼る血圧の治療というのはよくありません。まだ小学生ですから、味の好みとか生活習慣というのが充分完成されていません。そういう意味では、親が子供にこういう運動をしなさい、こういう食事に気をつけなさいと教育して、生活習慣をこの時期にきっちりとたたきこむことが予防として重要です。生活習慣で薬に頼るようになっては良くありません。 |
2005年2月13日OA テーマは『花粉症』
ドクターQ&Aは、こちら
2005年2月6日OA テーマは『鼻づまり』
Q:
10年程前から春になると花粉症に悩まされ続けています。しかし去年は夏になってもずっと花粉症の症状が強く続き、今もスッキリよくなったという感じがなく、鼻がむずむずしています。何か別の病気の可能性があるのでしょうか?(51歳
男性) |
A: おそらく花粉症だけではなく、頻度的には圧倒的に多い家のホコリやダニのアレルギー性鼻炎が合併したものだと思います。春先の花粉症の後はちょうど衣替えの季節に入り、家のホコリやダニが増え、鼻の症状がずっと続くというケースが一番多いかと思います。花粉症を患っている方には家のホコリやダニのアレルギー性鼻炎を伴っている方が多く、最近の調査では20代前半の約9割以上の方が何らかのアレルギーの抗体を持っているという結果が出ています。 |
Q:
5歳になる息子が最近強くいびきをかくようになりました。心配になってかかりつけの小児科の先生に診てもらった所、一度耳鼻咽喉科へ行くように勧められました。私の仕事が忙しく、まだ連れて行ってはいないのですが、どんな病気が考えられますか?
(34歳 女性) |
A: 5歳ぐらいはちょうど鼻の後ろのアデノイドという組織が一番腫れ上がる時期なんです。成長とともにだんだん小さくなるのですが、考えられるとすればそのアデノイドが非常に大きくなり、鼻の通りが悪くなっていびきが出てしまう、というのが考えられます。後最近は幼少児でもアレルギー性鼻炎があるのはよく見られることですので、両方が合わさっているかもしれません。とにかく病院へ行って精密検査をお受けになった方がいいと思います。 |
※3月以前のQ&Aはバックナンバー化されました。
下記のバックナンバーをご参照下さい。
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