番組のメールコーナーやHPに寄せられた質問に対するドクターからの回答を掲載しています。
(注:皆様から頂いたメッセージは番組やコンテンツに役立てるよう必ず目を通しておりますが、個別に返信・対応をお約束するものではありません。このコーナーに於きましてもすべての質問に対して回答を掲載するものではないことをご了承下さい。)
2004年9月26日OA テーマは『かくれ脳梗塞』
ドクターQ&Aは、こちら
2004年9月19日OA テーマは『しびれ』
Q: 現在、中学校で教師をしていあす。20代の頃から肩こりがひどかったのですが今年の四月頃から腕全体がしびれるようになりました。さらに二ヶ月前より夜間に肩の痛みがあります。また、黒板に文字を書こうと腕を上げようと肩に痛みが走ります。何かの病気の可能性があるのでしょうか?(48歳
女性)
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A: キーワードが2つありまして、一つは、腕全体がしびれるようになったという事で、首から上、頭にかけて何らかの神経の病気があるのかと思います。もう一つは、夜間にかけての痛みという代表は五十肩です。夜だけ痛いが昼は苦しくない。夜の痛みが五十肩の初めの症状です。その後、黒板に書こうとして痛みが出るというのは、この方は五十肩の可能性が高いと思います。また年齢的な事から言っても、頚椎の首の骨も変化があり、変形性頸椎症が始まっているのかもしれません。痛みが両方ある時もあれば、片方の時もあります。まずは病院に行って診断して的確な治療の方向付けをする事が大切です。
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Q: 半年ほど前から手のしびれと首の痛みが続くようになりました。その後、首の痛みは軽くなりましたが、右手が思うように動かなくなり足も不自由になりました。そのため、三週間前に病院に行って検査を受けました。検査の結果は頸椎症性脊髄症で老化による骨の変形が脊髄を圧迫しているとのことでした。先生には手術を勧められたのですが、場所が首の骨という事で恐怖心もあり、迷っています。(63歳
男性)
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A: 変形性の頚椎症、脊髄症が進み変形性の脊髄症ということで脊髄の麻痺が進行した状態だと思います。手術するかしないかを決める時、患者さんの生活の困り具合と麻痺の程度が問題になります。この患者さんの場合、手術する段階までかなりきているのは間違いないです。今一番心配しているのが危険性はどうなっているのかという事ですが、プロがやれば大丈夫です。危険性は少ないと思います。とにかく先生とよく先生と相談する事が大切だと思います。
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2004年9月12日OA テーマは『不整脈』
ドクターQ&Aは、こちら
2004年9月5日OA テーマは『動悸』
Q: 3ヶ月程前に子供を出産しました。その頃から、時々、心臓の動きがはやくなるような気がします。動悸は1日に2回から3回起こり、時間は決まっていません。最初は出産の影響かなと思っていましたが、最近、手が震えたり体重が減ったりします。夫に相談したところ「ストレスから来る自律神経失調症じゃないか」と言います。でも食欲もありますし、育児は忙しいですが自分ではストレスを感じてはいません。病院に行こうと思いますが何科がいいのでしょう?
(27歳 女性)
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A: 最近手が震えたり体重が減ったりしているということが気になるのですが、食欲はあって、たくさん食べているのに体重が減るというのは普通の状態ではないということです。一番考えられるのは甲状腺で、甲状腺機能亢進症と言いますが、脈もはやくなりますし、動悸もし、手も震えます。一度、甲状腺ホルモンを採血してみるのが良いと思いますが、内科か循環器科でも良いでしょう。
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Q: 気になることがあるので質問します。2週間前から胸の動悸を感じます。気になって自分で脈を計ってみると1分間に8回から15回飛びます。そのせいか最近、頭痛と肩の痛みに悩まされています。以前、貧血の治療をしていましたのでまた貧血がひどくなったのかとも思いますがちょっと怖いです。早めに病院に行ったほうが良いと思うのですがどんな病気が考えられるでしょう?
(42歳 女性)
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A: この方が気にしていらっしゃるように、やはり貧血が原因で期外収縮が起こっていると考えられます。女性は貧血や、甲状腺の病気になりやすいのです。内科か循環器科へ行くのが良いと思います。病院で、自分で甲状腺をチェックして下さいと申し出た方がよろしいかと思います。動悸の原因は、私因的なものが多いので、病院では貧血がないかとか、甲状腺ホルモンが正常かどうかなどは必ずチェックします。貧血がひどいと、動悸もひどくなります。血液が薄いですから、血液を1回に10cc送り出すところを、貧血であるとその半分になってしまうので倍のスピードで血液を送り出すことになり、脈拍がはやくなるのです。動悸の原因をしっかりチェックしていくことが大切です。
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※3月以前のQ&Aはバックナンバー化されました。
下記のバックナンバーをご参照下さい。
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