かつて人気のあるインディーズバンドだったエクセレントソウルズ。現在はバンドを解散して、それぞれが別の道を歩んでいた。ハンチョルはサラリーマン、ギジュンは公務員試験の勉強中。ところがボーカルのミンギだけは夢を諦められず田舎のイベントなどに出演しながら音楽を続けていた。そんなある日、借金取りに追われ苦しんでいたミンギの元に故郷の祖母が亡くなったという知らせが届く。葬儀場を訪ねたミンギは、そこで祖母の遺産が入ることを耳にするのだが、なんとそれは二束三文にしかならない農村の土地1万坪。売っても利益にならないため途方にくれていた時、ひょんなことから白菜が2年周期で高騰することを知ったミンギは、借金を返せる上に夢も実現できるかもしれないという淡い期待を抱き、かつてのバンド仲間に声をかける。