にっぽん歴史街道

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2011年4月14日

日田往還・中津街道 〜豪商が築いた天領への道〜

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江戸時代、九州北部のほぼ中央に位置する日田(現在:大分県日田市)
幕府の直轄地、天領となりました。
中津(現在:大分県中津市)から天領日田へ延びる日田往還・中津街道を、
代官・郡代が行き来し、様々なものが運ばれました。
政治・経済・文化の中心となった日田には、掛屋と呼ばれる豪商が誕生し、
山林の悪路を整備するために私財を投じました。
その背景には、何があったのでしょうか?
さらに街道が貫く景勝地、耶馬溪は多くの文人墨客を魅了し、
地元料理に舌鼓を打ったといいます。
日田往還・中津街道の歴史と絶景を堪能しながら旅します。

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中津

中津城を中心としたかつての城下町。城の周りに寺や武家屋敷、商家を配置し、防備の役割があったという。町の名前には、「船頭町」や「塩町」など港町だったことを示す名残が見られる。

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青の洞門

禅海和尚が1724年から約30年かけて、石工と共にノミと槌だけで掘りぬいたと言われる隧道。それまでの道は難所で、怪我人や死人が出ることを不憫に思い、掘ることを決心したという。今でも手彫りの跡が見られる。

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耶馬溪(やばけい)

新日本三景の一つに選ばれた景勝地。数々の絶景が点在しており、耶馬溪六十六景とも言われている。番組では、漢学者・頼山陽があまりの景色の美しさに筆をなげたと言われる「擲筆峰(てきひっぽう)の景」を紹介。

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日田

江戸時代、幕府が直轄地とした町。豆田町は、今も昔の風情を残す町並みとなっている。かつてはここに掛屋と呼ばれる豪商が住み、今でもその家屋は残っている。

今回訪れた街道

山国屋旅館

文政3年(1820年)創業。絶景に魅かれた文人墨客が宿泊し、詩や絵を残した。
住所:大分県中津市本耶馬渓町曽木1933-1
TEL:0979-52-2008

むろや醤油

享保元年(1716年)創業の老舗醤油屋。伝統の製法と味を守っている。
住所:大分県中津市諸町2-1831
TEL:0979-22-0207

天雲龍(てんりゅう)

店主が自らさばいたシシや鹿の肉を堪能できる。
住所:大分県中津市耶馬溪町大字柿坂745-1
TEL:0979-54-2552

下郷味彩 いずもや

はも料理や自然の山菜を楽しめる隠れ家的料亭。
住所:大分県中津市耶馬溪町大字大島2096-3
TEL:0979-54-2533