脚本:尾西兼一
監督:小川岳志
第六話からは、新キャストが登場!
元AKB・篠田麻里子さんが、里隠れのくノ一として御老公一行の前に立ちはだかります。
さらに、敵役として忍びの頭目・蛇骨の升六を中村嘉葎雄さんが演じます。
篠田さんが持つクールさと艶やかさ、そして、狡猾な悪役を演じる中村さんの熟練した演技。
後半に向けてますます悪党退治の旅が盛り上がりを見せます!
志津川の宿場町に辿り着いた光圀(武田鉄矢)一行は、仙台藩で勘定方を勤める田代小十郎(山口馬木也)に出会う。意気投合した一行は、小十郎の家に招かれ膳を供にする。小十郎には、詩乃(篠田麻里子)という妻がおり、仲睦まじく暮らしているようだ。詩乃によると、小十郎は気の病にかかりお役目を休んでいるのだという。
翌日、小十郎のもとを訪れた助三郎(財木琢磨)は、詩乃が公儀の隠密とおち合おうとしているのを目撃。だが隠密は、すかさず現れた小十郎の同僚・久本(森岡豊)に切り殺される。助三郎からの報告に疑念を抱く光圀たち・・・。
そんな中、小十郎が再び光圀たちを招くべくやって来た。詩乃の手料理に舌鼓を打つ光圀たちだったが、口にする前にこぼれた膳にしびれ薬が盛られているのを発見する。弥七の見立てでは、薬の主は忍びの世界では知らぬ者はいない悪党、蛇骨の升六(中村嘉葎雄)のもののようだ。詩乃は、升六に脅されて薬を盛ったのではないかという。その裏には仙台藩の勘定奉行と御用商人との不正が関わっており・・・。
山口馬木也
田代小十郎 役
仙台藩勘定方。気の病にかかり役目を休んでいる。なにか屈託があるらしい。
篠田麻里子
詩乃 役
小十郎の妻。実は里隠れの隠密であり、そのことを小十郎に言えずにいる。
中村嘉葎雄
蛇骨(じゃこつ)の升六 役
忍びの顔役として知られる悪党。吉保の手先となり光圀たちを狙う。弥七とは因縁がある。
山崎銀之丞
原田源之丞 役
仙台藩勘定奉行。不正により御用商人の俵屋を儲けさせ賄賂を受け取っている。
深沢敦
俵屋宗吉 役
御用商人。原田から不正に情報を仕入れ私腹を肥やしている。
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