第九話「風雲急を告げる熊本城(熊本)」 2019年7月28日(日)放送

脚本:尾西兼一
監督:矢田清巳

あらすじ

熊本へ入った老公一行は、吉姫に熊本藩の不穏な動きをいち早く報せた熊本藩士・大友源太(飯島寛騎)の家を訪れる。すると、源太の祖母・早紀(水野久美)が役人たちと揉めている。源太が清水勘解由(寺田農)の屋敷で人を斬り、逃亡したというのだ。早紀は源太を信じつつも、熊本に戻ってから一度も顔を見せない源太を案じていた。
源太は、勘解由の屋敷牢から逃れ仲間と合流した後、弥七(津田寛治)から吉姫が待っていると聞き早紀のもとへとやって来る。しかし、待ち構えたかのように役人が押し寄せ、老公たちは皆で籠城することを決意。事の次第を知った熊本藩主・細川綱利(国広富之)は、勘解由の話をすっかり信じ込み、騒ぎをすみやかに処置するよう指示を出す。
そして、勘解由と手を組み熊本を幕府の天領化しようと企む柳沢吉保(袴田吉彦)の隠密により早紀の家に火矢が放たれてしまう……。

ゲスト

早紀水野久美

大友源太飯島寛騎

細川綱利国広富之

清水勘解由寺田農