<トリュフの種類> 「夏トリュフ」 外側は黒く、中はカフェオレのような色。熟成すると中の色も濃くなる。 主にフランス南西部、イタリア中部、スペインなどで採れる。
「黒トリュフ」 外側が黒か黒褐色。フランス・べりゴール地方で採れるものが最高級とされ、『黒いダイヤモンド』とも呼ばれる。 収穫期は11月〜3月。特にフォアグラや卵との相性が抜群。
「白トリュフ」 表面が薄茶色。中は栗のような色。 イタリア北部・ビエモンテ地方やトスカーナ地方が主な産地。収穫期は、晩秋から初春。黒トリュフの3倍以上の、超高値。 黒トリュフと同様、生のままスライスしてパスタやリゾットにかけて食べるのが一般的。
<アジアで採れる?> 黒トリュフは、110年ほど前に北インドで最初に発見されました。 1981年には中国四川省でもみつかり、その後も雲南省を中心に広範囲で発見されています。 白トリュフも中国で多数みつかっており、中国はまたたくまに世界一のトリュフ生産国になりました。 そして黒トリュフは日本にも! 1977年京都府長岡京市の広葉樹林でみつかった黒トリュフは「イボセイヨウショウロ」と名づけられました。 また2002年には福島県でも発見例があり、まだまだみつかる可能性があるとされています。