第38回「トマト」
昨年10月からお送りしてきました「食卓の向こうに」ですが、残念ながら今回でお別れということになってしまいました。榊原英資さんを中心に、フレンチ「プティ・ポワン」の北岡尚信シェフ、そして「京都吉兆嵐山本店」の徳岡邦夫料理長と共にお送りして来ましたが、私にとってこの番組との出会いはとても特別でした。これまで、ファーストフードが主食で、食について全く詳しくなかった私ですが、この番組を通して食に目覚め、体に入れるものにこだわりをもつようになりました。ファーストフードも、今では控えめです。(笑)そして、素晴らしいゲストのみなさまとの出会い。ゲストにいらしたみなさまは、ものすごくグルメか、大食漢のいずれかで、食に貪欲でした!
これまでご覧頂いたみなさま、本当にありがとうございました!
6月29日
第37回「ピーマン」
ピーマンといえば、子供の頃嫌いで食べられなかった思い出がある方も多いかもしれません。この番組で毎回食材の歴史を辿ると、実は日本で広く食べられるようになったのが、ほんのここ2、30年という食材も多く、子供の頃から今口にする食べ物がほとんどあった世代の私としては、毎回驚きです。榊原さんが子供の頃は、ピーマンを食べる機会が殆ど無かったそうです。なので、これまでの収録で、実は結構子供の頃好き嫌いの多かったことが判明した榊原さんも、ピーマンはその中に該当しないようでした。
今回の「ザ・ヒストリー・オブ・ピーマン」では、とんでもないことが判明します!私も初耳。ピーマンが何なのか分からなくなってしまうほどの衝撃です。ヒントは、「実は一緒!」
6月22日
第36回「海老」
今回は、松竹株式会社代表取締役社長の迫本淳一さんをゲストにお迎えしてお話をお伺いしましたが、なんと、なんと!!迫本さんは、京都吉兆嵐山本店にて、あのスペイン出身の映画スター、ペネロペ・クルス、そしてハリウッドスター、トム・クルーズと食事を共にしたことがあるのだそうです!かねてからペネロペの大大大ファンだった私は、大興奮!収録の合間も、迫本さんにその時の様子を根掘り葉掘り伺ってしまいました。迫本さんによると、「ペネロペは、映画スターには珍しく(?)とても“普通”。且つ魅力的」なんだそうで、「これまで数々の、共演者がペネロペに惚れるのがよく分かる」そうです。一方、当時ペネロペと交際していたトム・クルーズは、「映画をどう興行的に成功させるか、ビジネス感覚に溢れていた」そうです。その二人が吉兆で食事をしていたなんて、素敵過ぎますよね?
6月15日
第35回「にんじん」
今回は「にんじん」をテーマに、ゲストは華道家の池坊美佳さん。池坊さんと徳岡邦夫料理長は幼い頃から家族ぐるみで親交があるそうで、とても仲良しな様子でした。何でも、京都吉兆には週何度かいらっしゃったこともあるとか!?池坊さんは各地からのお客さんをおもてなしすることが多く、たまたまある一週間に吉兆での食事が重なってしまったそうですが、そんな時、同じメニューにならないようにと徳岡料理長は頭を悩ませるそうです。お話を伺っていると、池坊さんの多忙なこと!華道家としての活動で全国を回っていらっしゃることを始め、映画・テレビ出演、執筆活動、ジュエリーのプロデュース・・・。にもかかわらず、その忙しさを感じさせないエレガントな様子は、私のみならずスタジオ中を魅了したのでした。
6月8日
第34回「羊」
今回のテーマは、羊!牛肉や鶏肉、豚肉に比べて、日本人にはあまりなじみがないといわれている羊。日本ではジンギスカンがよく食べられ、ここ数年店舗も圧倒的に増えたような気がしますが、実は私、恥ずかしながらジンギスカンを食べたことがないんです。敢えて避けてきたわけではないのですが、なぜかたまたま機会がなかったのです。でも、羊料理は大好きです!学生時代、カレーのめくるめく世界に魅了された私は、それはもうマトンカレーに夢中になりました。今でもよく食べます。そして、イタリアンやフレンチでもメインのお肉料理では子羊を選ぶこともよくあります。今回の収録でもたびたび話題に上ったジンギスカンに出会う日が私にもやってくるのか。近々食べに行ってみようと思います。
6月1日
第33回「たまねぎ」
みなさんは、“本当においしいたまねぎ”に出会ったことありますか?
“本当においしいたまねぎ”?
実は私は、この「たまねぎ」の収録の日まで“本当においしいたまねぎ”について考えたことがありませんでした。今回の収録では、前岩手県知事の増田寛也さんをお迎えして“本当においしいたまねぎ”にとことん迫りました!
管理栄養士や野菜ソムリエの資格を奥様が持っていらっしゃることもあり、日々のお食事にはとても気を使われているご様子。そして、増田さんはかなりの愛妻家だということが分かりました!一緒にお買い物に行く際、買い物カゴに買うものを取りに行かれるなんて一面も。お話をお伺いしているだけでも、素敵なご夫婦でした!
5月25日
第32回「鶏」
今回は、歌舞伎役者の中村扇雀さんをお迎えして、テーマは「鶏」。改めて思い返すと、名古屋出身の私は、かなり鶏に親しんできたように思います。全国的に有名なのは、銘柄鶏の「名古屋コーチン」や、手羽先などなど。近年東京にも、手羽先チェーンが進出しているので、食べたことのある方も多いのではないでしょうか?手羽先には、甘辛醤油で味付けしたものと、スパイシー胡椒味の二つが主流です。だいたい好みがどちらかに分かれるのですが、私は、スパイシー胡椒派!もし機会があったらスパイシー胡椒をお試しあれ。
中村さんは、全国各地で公演があるので、それはもう全国の美味しいお店に詳しく、名古屋ではここ、大阪だとここ、北海道、福岡、博多・・・。全国に行きつけのお店をお持ちで、同じく全国の美味しいものを食べ歩いている榊原さんと、お話がとても合うようでした。
5月18日
第31回「鰹」
今回は舞の海秀平さんをゲストに、テーマは「鰹」。世界一の鰹消費国はもちろん日本!私も縁あって幼いころから鰹には相当親しんできました。父方の実家が三重県の伊勢の近くで、そこに泊まると夕食には鰹を含む海の幸の数々、朝食には鰹のお茶漬けが振舞われたのでした。我が家でも、鰹が美味しい季節になると、鰹を家族で楽しみによく食べました。一人暮らしを始めてからも鰹料理だけは、毎年必ず作ります。作るのは決まって二つ。一つは、鰹のたたき。これは定番ですね!そしてもう一つは鰹のお茶漬けと「マムシ」と呼ばれる鰹の丼。お茶漬けの作り方は簡単。鰹を買ってきて生姜醤油に30分ほど漬けたら、ご飯に薬味やとともに乗せ、後はお湯をかけるだけ。簡単だけど、ものすごく美味しいです!「マムシ」は、その生姜醤油に漬けた鰹をご飯の上に乗せ、生煮えになるくらい10秒くらい電子レンジにかければ出来上がり!オススメですよ!
5月11日
第30回「山菜」
今回のテーマ山菜の歴史を紐解く「ザ・ヒストリー・オブ・山菜」。山菜のヒストリーと切っても切れないある偉大な人物が登場するのですが、それがなんとこんなところで名前が出てくるとは!!私が、一番尊敬し大好きな歴史上の偉人、上杉鷹山が山菜と大きく関係していたのです。織田信長や豊臣秀吉と比べたら確かに地味かもしれませんが、本当に熱い心をもって改革を行った人です。(小説によると・・・。)ご存知の方も多いかもしれませんが、上杉鷹山はアメリカのケネディ大統領が「最も尊敬した日本人」。民衆を愛し民衆のための政治を行った上杉鷹山。世界に先駆け、「伝国乃字」と呼ばれる民主宣言を残しています。そんな上杉鷹山が山菜で人を救っていたとは!こんなところで大好きな偉人の名前が出てきて、収録時少し興奮してしまいまいした。
もしご興味のある方は、童門冬二さんの「小説 上杉鷹山」ぜひ読んでみてください!
5月4日
第29回「わさび」
今回のゲストは、落語家の林家正蔵師匠。番組初の落語家さんのゲストです。実は私、TBSで月に一度日曜日の早朝から放送している「落語研究会」という番組を去年から担当させていただくことになり、現在落語を勉強中。でも「勉強」というよりは、その楽しさを初めて体験し、はまりつつあります。これまでもアナウンサー研修などで何度か落語を聴きに行ったこともあったのですが、定期的に聞く機会はなかったので毎回新たな発見に驚きながら楽しんでいます。その番組のお正月特番でも、正蔵師匠とご一緒させていただきました。今回は、食の番組ということで美味しいものが大好きで食に詳しい師匠をお迎えして、いつもと違った空気の中での収録でした。カメラが回ってないところでも榊原さんと、「あそこの店のこれが美味しい!」とか「中華といえばどのお店行きます?」といった具合にずっと美味しいもののお話ばかり。お二人、息がピッタリでした!
4月27日
第28回「じゃがいも」
こんにちは。今回、竹内さんの代わりを務めさせていただいた岡村仁美です。おいしいものが食べられる番組だと聞き、食べ歩きが大好きな私はわくわくして収録に臨みました。
しかも!今回のテーマは「じゃがいも」。小学生のころ毎年学校の農園でじゃがいもを育てていた私は特別な思い入れがあります。獲れたてをふかしたホクホクのじゃがいも、最高ですよね。そんな私も知らなかったじゃがいもの歴史や貿易の問題をたくさん勉強させてもらったり、榊原さんやゲストの竹田さんのなるほどと思う食へのこだわりのお話をお聞きしたりと大満足の収録でした。
ただひとつ後悔が。慣れない番組進行で精いっぱいだった私は北岡シェフの作ったお料理を少ししか食べられませんでした(涙)。ちなみに、竹内さんは進行しつつも完食しているそうです。その余裕見習わなくては!!今後は竹内さんの食べっぷりにも注目してみてくださいね。
4月20日
第27回「アスパラガス」
4月!新年度!春!
この番組も新年度ということで、今回から少しだけリニューアルです。“食卓の向こうに”さらに迫って食文化を考えるべく内容もパワーアップします!個人的に残念なのは、テーマ食材を使ったお二人のシェフによる美味しいお料理が二皿から一皿になってしまったこと。でも確かに私たちばかり仕事そっちのけで(?)お料理に舌鼓を打ってばかりではいけませんね。(笑)
今回のテーマ食材は「アスパラガス」。大好きだという方も多いでしょうが、特に好き嫌いを意識して食べていなかったという方も多いでしょう。私もどちらかというとこれまで特別好きだという訳ではなくかといって嫌いでもなく、でもたまに無性に食べたくなるという不思議な存在でした。ただ今回の収録で日本におけるアスパラガスの波乱万丈な歴史を知り、なんだか愛おしくなってしまいました。以来アスパラガス三昧。先日などアスパラガスのコース料理を堪能してきました!
4月13日
第26回「筍」
最近、知事の方々が注目を浴びていることもあってか、私も仕事でご一緒させて頂くことの多い、今日この頃。「食卓の向こうに」でも知事をお迎え。山田啓二京都府知事がゲストにいらっしゃいました。私は初めてお会いしたのですが、とっても朗らかで、沢山お話しになる、楽しい方でした!榊原さんも京都お好きな上、徳岡さんのお店は嵐山。もうこれは京都話に花が咲かないはずはありません。桜の名所から始まって、街角の美味しい定食屋さん、素敵な御茶屋さんまで。数回しか京都に行ったことの無い私、未知の世界過ぎて全く着いていけませんでした。私の周りでも京都に夢中なのは年上の大人な方たちばかり。京都遊びが出来るようになるのは、もう少し先になりそう…。
ひとつ不思議だったのは、なぜだか山田知事も徳岡さんも京都弁をしゃべってくれないんです。聞きたいのになぁ。
4月6日
第25回「白魚」
今回で25回目を向かえる「食卓の向こうに」。仕事であることをいいことに、毎回毎回美味しいものを頬張ってきた私。さぞかしテレビをご覧のみなさまに「食べたいっ!でも食べられない…。」と、もどかしい思いをさせてきたことでしょう。素敵なゲストの方がにお会いして、美味しいお料理を頂くこと25回、この番組でしみじみ感じることがあります。まず、日本の四季と食文化の素晴らしさ。「基本の基」で食材にはそれぞれ紆余曲折、ストーリーや意味があることを知りました。そして、悲しいけれど、食の未来への不安。25回を通して分かったのは、間違いなく環境の変化によって食の未来は危険にさらされています。最後に、「デキる仕事人」は朝食と昼食が軽い!?ゲストのみなさんほとんどがそうなんですよねぇ…。
3月30日
第24回「春キャベツ」
今回のみどころは、ズバリ!ゲストのヴァイオリニスト川井郁子さんの美しさ!これに尽きます。スタジオの空気がいつもと違うこと!榊原さんに、北岡さん、基本のキーマン田中さんまでそわそわ、ドキドキ、落ち着きが無かったような気がします。その美しさの秘訣を川井さんに伺ったところ、赤ちゃんを産むと毒素が排出されてデトックスされるらしいです。そして、川井さんのように音楽活動、教授としての活動、子育てといろいろなことを幅広くバランスをとって続けてらっしゃるということが美しさの秘訣なのかなぁ、と思いました。
3月23日
第23回「牛乳」
今回は牛乳をテーマに、水中写真家の中村宏治さんをゲストにお迎えしましたが、海の中の世界って本当に人を惹きつけるんですね!榊原さんも私も夢中で海のお話をお伺いしてしまいました。榊原さんはダイビング歴二十数年、水中写真のカレンダーをお作りになっているくらいなので、それはもう話は尽きません。私もダイビングこそ去年初めて体験しましたが、海は幼いころから大好きな自称ビーチマニア。中村さんとの出会いは感激でした。中でも印象的だったのは、中村さんは陸にいるよりも海の中にいるときの方が、中村さんらしく自然だとのお話。凄過ぎて憧れます・・・。
3月16日
第22回「麺」
番組では、毎回ゲストの方にある一日の食事のメニューを書いて頂いてご紹介していますが、ほとんどの方が3食しっかり健康的に召し上がっていて、私は紹介しながら毎度反省しきりです。私の一日のメニューはというと・・・朝食は、会社でコンビニエンスストアのおにぎりと、お菓子、オレンジジュース、豆乳、昼食は、お弁当、夜は外食。だいたいこういった具合です。でも、この番組を始めてからずいぶん変わって来ていて、早く帰れた日は自炊するようになりました。でもまだまだゲストのみなさんにはとうてい食事の健康度ではかないません。番組をご覧のみなさんも、ゲストの方々の一日のメニューに少し注目して楽しんでみてくださいね!
3月9日
第21回「蛤」
今回のゲストは日本画家の千住博さん。千住さんと蛤とは、一見全く結びつきが無さそうですが、実はアメリカでよく召し上がるそうで、意外な蛤の知識も披露してくださいました。さらに私にとって驚きの情報が!現在赤坂にあるTBS局舎の隣に新しいビルが建設中、オープンを控えているのですが、なんとそこに飾る絵を千住さんがお描きになっているそうです。この度収録ですっかり千住さんファンになってしまった私。今後毎日でも千住さんの絵を見ることが出来るなんて素敵!オープンした際は、みなさまも是非!
3月2日
第20回「ほうれんそう」
今回のゲストは、番組初!ご夫婦での出演です。お二人がとても仲良しなのはもうすでに有名ですが、控え室にいらっしゃるときや、打ち合わせの時も本当にとても仲良しな様子を見て、私までなんだか幸せな気持ちになった収録でした。お二人は番組で夫婦円満の秘訣をお話ししてくださいましたが、やはり幸さんがお料理上手だということもきっと秘訣のひとつなのではないかと実感しました。鳩山さんは、夜10時過ぎてもご自宅で奥様のお料理を召し上がるとのことですし、お気に入りのお料理も沢山あるようでした。番組でもご紹介する幸さん直伝の「鳩山印のドレッシング」、私も自宅にストックすること決定です!
2月23日
第19回「トリュフ」
トリュフをテーマ食材に、元駐フランス日本大使で現在は国際交流基金理事長の小倉和夫さんがゲスト。フランス戯曲のメニューが再現され、トリュフについてのお洒落な逸話。つい先日、映画「マリー・アントワネット」を見たばかりの私にとって、女心がくすぐられっぱなしの収録でした。今回北岡さんが作ってくださってお料理も絶品!二皿目のお料理はかつて大統領も食べたというスープ。熱々でパイがさくさくで、私たちは出来たてをいただくことが出来、とても美味しかったのですが、はて、当時スープのパイ包み焼きを大勢に同時に出すのはさぞかし難しかったのでは?と小倉さんからの疑問。北岡さんがおっしゃるには、フレンチでスープのパイ包み焼きは、事前にパイをかぶせるところまで作っておいて一斉に焼いて出すことが出来るので、実は宴会料理にいいんですって!なるほど、フレンチにも「宴会料理」なるものがあったんですね!
2月16日
第18回「鰤」
今回のゲストはキッコーマン株式会社代表取締役会長の茂木友三郎さん。キッコーマンといえば、ワールドワイド。フレンチシェフの北岡さんも、いつも醤油はもはやフレンチにも欠かせないと語っていらっしゃいます。
子供のころ住んでいたオハイオ州の町を、数年前に久しぶりに訪ねたらその変わりようにビックリ!日本食料理店が賑わい、地元のスーパーにはロール寿司が売っていて、レストランには生魚を乗せたハワイアンサラダが!?20年近く前には到底考えられなかったことです。当時は日本食料理店があるどころか、その町では、日本という国自体があまり浸透していなくて、どこにあるのかもあまり知られていない状態。魚を生で食べるなんてもってのほか。とてもアメリカンな町だったのです。そのことにショックを受けつつも、「キッコーマン」の醤油、「ニンテンドー」のゲーム機、「トヨタ」の自動車だけは認知されていたのがとても印象的でした。なんだか同士のように思っていたことを思い出してしまいました。
2月9日
第17回「豚肉」
今回のゲストはトヨタ自動車株式会社取締役相談役の奥田碩さん。私の実家は愛知県豊田市のすぐ近くにあることもあって、幼いころからトヨタはとっても身近な存在でした。私が住んでいたのは、トヨタ自動車の本社がある豊田市の隣町だったのですが、それでも町はトヨタ一色。近所のスーパーのお盆休みもトヨタのお休みに合わせてあったり、トヨタが休みの時は、町がガラーンと空いていたり。町を走っている車はほとんどトヨタ車だったり。そんな町で育ったこともあって、奥田さんをお迎えしてお話ししていたら懐かしい故郷を思い出してジーンとしてしまいました。ずっと、どんな方だろうかと思いを巡らせていた奥田さんは、スリムで健康的、グルメでお洒落でとっても素敵な方でした!
2月2日
第16回「鴨」
開始から早くも16回目を迎えますが、この番組を担当させていただくようになってから、本当に私の食の概念がすっかり覆ってしまいました。ファーストフード大好きだったのに、今では何とか安くて健康的で自然のもの、そして添加物が少ないものを、気を付けて選ぶようになりました。それでも、まだまだ驚くこともしばしば。私は「クリスマスといえば七面鳥!」なのですが、「クリスマスは鴨だよ!」とあっさり。ヨーロッパでは、というよりもともとめでたいクリスマスに食べるのは、高級な鳥とされている鴨だったんですね!
鴨といえば、鴨鍋、鴨南蛮などなど食べ方はさまざまですが、榊原さんによると、鴨焼肉(?)なるお店があるとか!?ジンギスカンのようなスタイルで食べるそうです。どこのあるのか現在リサーチ中。
1月26日
第15回「いちご」
今回のテーマはイチゴ!日本では、イチゴの種類が多く、本当に一年中食べられているイチゴ。私もイチゴは思い出一杯です。子供のころ、よくイチゴ狩りに行ってもぎたてのイチゴに練乳をかけて食べていたこと、実家でイチゴを栽培していたことも今回懐かしく思い出しました。思えば当時は、5月くらいからイチゴの季節で、家でイチゴを食べるときは、イチゴを潰すための専用スプーンでイチゴを潰してイチゴミルクにしたり、砂糖をかけて食べたりすることが多かったです。いつのまにか、あの"イチゴ潰しスプーン"も見かけなくなり、砂糖をかけることもなくなったような気がします。それも、今のイチゴは本当に甘いんですね!スタジオでいくつかの種類を試食しましたが、甘い!これまであまり品種にこだわらずにイチゴを買っていたけれど、これからはスタジオで見つけたお気に入りを買おうと、楽しみになりました。
1月19日
第14回「豆」
今回のテーマは豆!この番組では、なかなか料理の主役としてスポットライトを浴びない食材がメインテーマになることもしばしばあります。豆も、主役になることもありそうな、そうでないような…。私の大好きな豆料理も豆がメインではないです。納豆に、チリビーンズ、ぜんざい、豆乳!そして今回の収録で一番初めに出てきた一品は、新たに私のお気に入り豆料理に加わりました。フレンチの豆は初体験です。必見!
そして、実は注目なのは、メインを引き立てているパン、バター、ワイン。会話の所々で、北岡さんが解説して下さってますが、こちらも要注目です!
1月12日
第13回「卵」
卵をテーマに今回のゲストは、食生活ジャーナリストの岸朝子さん。子供のころから岸さんがご出演されていた料理対決番組を見ていたので、この度初めてお会いして思わず「わぁ〜岸朝子さんだ!」と思い秘かに興奮してしまいました。岸さんによると、今でもテレビ局や街中で「"料理の鉄人"見てました!握手してください!」とよく話しかけられると照れながらおっしゃってました。これまで数々のお料理を召し上がってきた岸さん。やはり知っているお店は数知れず、北岡料理長とお店の話に花を咲かせていました。そんな岸さんの京都での忘れられない味のお話も出てきますよ!そしてもちろんあのお言葉も!
1月5日
第12回「まぐろ」
感激の初体験!なんと私とうとう「すきやばし次郎」デビューしました!
お寿司が大好きな私としてはいつか行きたいと思っていたのですが、その時がこんなに早く訪れるなんて…。お腹をぺこぺこにして伺いました。そのお寿司の美味しいこと、美味しいこと!ネタやシャリの美味しさはもちろんのこと、お寿司を食べてその「温度」に感動したのは初めてでした。ネタとシャリ、その温度のグラデーションが絶妙で、それもまた美味しさをパワーアップさせているのです!ずべて涙が出るほど美味しいのですが、注目は、エビ、コハダ、玉子!!
12月29日
第11回「かぶら」
今回のゲストはジャーナリストの嶌信彦さん。少し個人的なお話しですが、荒俣宏さんに続き、私が担当している「みのもんたの朝ズバッ!」でご一緒させて頂いている二人目のゲストです。嶌さんは、毎週木曜日のコメンテーター。経済に始まり、政治、社会、国際的なニュース、時には芸能やスポー
ツについて、どんなことでもとても分かりやすく、時には激しく解説される嶌さん。番組開始から、一年半。毎週毎週お会いしていて、しかも忘年会や打ち上げなどで何度もご一緒しているのに、実は一度も嶌さんと食事のお話しをしたことがなかったことに初めて気付きました。そして食のお話をするとそれに付随してその人のことを知ることが出来るのだなあと改めて思いました。嶌さんの一番の好物が思い出がたっぷり詰まった「嶌家特製しゃぶしゃぶ」だったなんて初耳!
12月22日
第10回「醤油」
醤油とチーズ!?
毎回収録の度に京都からいらして、テーマ食材を使った美味しいお料理を作って下さる京都吉兆嵐山本店の徳岡邦夫料理長。これまでも、一生忘れられない味の数々をいただきました。すっぽん白菜鍋、美味しく炊いたほくほくのご飯、お魚のあら煮、などなど。今回のテーマは、日本料理には欠かせない醤油。もう仕事そっちのけ?どんな美味しいお料理を作ってくださるのかと楽しみにしていたら、またしても想像を上回る味!いろいろな食材の醤油漬けが登場しました。卵の黄身といくらも絶品でしたが、チーズの醤油漬けにはビックリ!でもピッタリ!ただひとつだけいつも残念に思うのが、自分ではなかなか再現出来ないこと。正に一期一会の味。そこが逆にいいのかもしれませんね。
12月15日
第9回「蟹」
蟹を食べ過ぎると頭が痛くなる!?
収録冒頭から榊原先生はそんなことをおっしゃっていました。かつて山ほど(!)蟹を食べる機会があったそうで、その際頭が痛くなってしまったとのこと。その因果関係は不明ですが、そんなに蟹を食べたことがあるなんて、私にはうらやましい限り。
私にとって蟹といえば、かつて料亭でアルバイトをしていた際にひたすら身を取った思い出が・・・。それにしても、収録を9回も重ねていると榊原先生の食生活がかなり明らかになって来ました。食事をとても大切になさっていて、とにかく美味しくないものはどんなことがあっても口に入れないそうです!といっても、必ずしも高価なものとは限らず、無添加で自然で美味しいもの。旬のもの。美味しいと思うものだけ食べるのは意外と難しく私も、現在自炊を続けるべく奮闘中。美味しく健康な食生活目指して頑張ってます!
12月8日
第8回「蕎麦」
蕎麦かうどんか、ラーメンか、はたまたパスタかそうめん、ひやむぎ?今回のテーマは「蕎麦」!私もお蕎麦は大好きです。でも、収録までは完全にラーメン派。「ラーメンに目がなくて、体がラーメンを欲して我慢で出来なくなる」、と言ったら、榊原さんに「日本人は蕎麦だ!」と軽く笑われてしまいました。(笑)確かに、私はこれまで100パーセントのお蕎麦を食べたことが無かったんですね。恵比寿にある「翁」というお蕎麦屋さんの蕎麦職人中島さんの打つ100パーセント蕎麦の美味しいこと!!美しい白いお蕎麦の素晴らしい香り!絶対にプライベートで「翁」さんのお蕎麦を堪能しに行こうと心に決めたのでした。
12月1日
第7回「バター」
祝!今回は番組初の女性ゲストです!ご結婚されてお子さんもお生まれになった女流棋士の高橋和さん。以前クイズ番組でご一緒したことはあったのですが、これほどまでに食に関心が深く、気を付けていらっしゃったと知ってビックリ!確かに食についてじっくり誰かと語ることなんて日常生活ではなかなかないですよね。でも、番組恒例「ゲストのある日のメニュー」など、その人の食についてお話をお伺いしていると、その人のことを知るとても大きな手がかりになるのだと改めて感じました。これからは、合コンで食生活を聞いて相手を知るのもオススメかもしれません!
11月24日
第6回「白菜」
白菜とすっぽんの絶妙なコラボレーション!!今回はこれに尽きます! 今回は京都嵐山吉兆の徳岡料理長が白菜を使って腕をふるって下さったのですが、その内の一皿がこの「すっぽん白菜鍋」。ゲストの荒俣宏さんを始め榊原さんもおかわり続出でした。私もおかわりしたかったなぁ。この鍋は徳岡料理長がこの番組のためだけに、考案してくださったのですが、あまりの美味しさに、もしかしたらお店の献立に加わるかも!?とのことでした。
11月10日
第5回「大根」
大根の大発見!毎回この番組では、テーマ食材の基本をおさえようということで、基本のキーマンによる食材の「基本の基」というコーナーがあります。食材の歴史、文化、豆知識などなど幅広く基本を網羅しているので、毎回面白くってワクワクします。大根についてもしかり! じつは私たちがいつも目にするあの大根。私は大根といえばあの大根しか知らなかったのですが、地大根の多さにビックリ!いつか地元愛知の地大根でおでんを作ってみようと心に決めたのでした。
11月3日
第4回「松茸&きのこ」
テーマは「きのこ」!・・・ですが、今回はちょっと違うところにも注目。毎回北岡さんと一緒にソムリエの方もいらっしゃって美味しいワインを選んでくださってるのですが、今回はゲスト玉村豊男さんがワイナリーで作った白ワイン。みなさんの反応に注目です!
馴染みがあるようで意外と知らないことも多いきのこ。あの豊臣秀吉ときのこの関係にビックリ!そしてきのこにまつわる禁句にドキドキの収録でした。
10月27日
第3回「鯛」
この番組が始まってから、これまで大好きなジャンクフードを主食としていた私は、とうとう時間の許す限りではありますが、自炊をするようになりました。といってもやはり簡単なものになってしまいますが・・・。それにしても、自分で一から作るご飯の美味しいこと!!もう病み付きです。それだけでもとても満ち足りた気持ちになれるというのに、この番組で頂くお食事の素晴らしいこと!!どれもこれも忘れられませんが、汁物も大好きな私としては今回登場するお椀は、味わったことのない優しい優しいお椀でした!必見!
10月20日
第2回「牛肉」
みなさんは、焼肉を食べに行くと何を注文しますか?カルビ?ロース?脂がたっぷい乗った牛肉はたまらないですよね!それ以外にも、ホルモンやタンなどなど牛のいろいろな部分を食べているようですが、実は海外では家庭でも牛は1頭買い!ぜーんぶ食べつくすとか。その調理法にビックリ?!味も見た目も忘れられない衝撃の牛肉料理をプティポワンの北岡シェフが作ってくださいます!
10月13日
第1回「米」
10月から始まった新番組、みなさまに可愛がっていただける番組になるよう榊原英資さんの御指導をいただきながら精一杯アシスタント頑張ります!好奇心旺盛なアナタも、ウンチク大好きなアナタも、料理が好きなアナタも、ただもう食べるのが大好きという食いしん坊のアナタもきっと楽しんでいただけます!初回のテーマはお米。私もお米は大好物!そのまま食べたり、塩むすびにしたり、お酢をかけたり・・・。さあ、果たしてスタジオではお米がどう変化するのでしょう!?京都吉兆嵐山本店の徳岡シェフの技に注目です。お楽しみに!
10月6日