スパイである草刈正雄を影から支える「九さん」。珍妙な発明品で草刈正雄をサポートするという、スパイものでは定番のキャラクターだが、プロデューサーはこの役を当初、あの有名通販会社の名物社長にオファー!「この発明品に、さらにコレもお付けします! もちろん金利・手数料は一切かかりません!」などと、例の名調子を響かせていただくという目論みだったが、九州に本社のある会社からは丁重なお断りが…。 いろんな意味で惜しい!
麻有ちゃんは、大の映画マニアで、家ではいつもDVDを鑑賞しているという。近所のレンタル店に足繁く通いつめて「観たい作品はほとんど観た」ので、もはや借りる作品がないほど。この映画好きの原点はもちろん草刈パパの影響。お父様も趣味は家でのDVDを鑑賞。ジャンルを問わず何でも観るが、最近は感動系の作品がお好みの様子。麻有ちゃんによると「目が腫れちゃうので、感動モノは休みの前の日だけにして、大泣きしながら観ている」そうです…!
今作のラストに待ち受けている衝撃のギャグ。これは篠崎監督や草刈正雄さんも愛するレスリー・ニールセン主演のパロディ映画『裸の銃を持つ男』の、さらに原点となったテレビシリーズ『ポリス・スクワッド!』で、毎回ラストに展開していたギャグを引用したもの。当然、トリック無しのワンカット撮影で、篠崎監督自らが身をもって演じた「映画における笑いの原点」ともいえる動きは必見! カットが掛ってからのキャストたちの反応は、演技ではない自然なリアクションです!