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  • 0093 女王陛下の草刈正雄


プロダクションノート

武器のスペシャリスト「九さん」をあの通販会社社長にオファー!?

スパイである草刈正雄を影から支える「九さん」。珍妙な発明品で草刈正雄をサポートするという、スパイものでは定番のキャラクターだが、プロデューサーはこの役を当初、あの有名通販会社の名物社長にオファー!「この発明品に、さらにコレもお付けします! もちろん金利・手数料は一切かかりません!」などと、例の名調子を響かせていただくという目論みだったが、九州に本社のある会社からは丁重なお断りが…。 いろんな意味で惜しい!

一番の大物俳優は「猿」!

キャンペーンガール「ユカリ」として名演技を見せてくれたサルの大五郎くん。その名の通り、実は立派なオスなのだが、撮影中は一番のVIP待遇で、現場の入りも2時間遅れという大物ぶりを発揮。黒川芽以ちゃんが話しかけても目も合わせないという貫禄を見せ付けていたが、実は初のメス役で緊張していただけというウワサも…。
キャンペーンガール「ユカリ」として名演技を見せてくれたサルの大五郎くん

草刈親子、共通の趣味は映画鑑賞!

麻有ちゃんは、大の映画マニアで、家ではいつもDVDを鑑賞しているという。近所のレンタル店に足繁く通いつめて「観たい作品はほとんど観た」ので、もはや借りる作品がないほど。この映画好きの原点はもちろん草刈パパの影響。お父様も趣味は家でのDVDを鑑賞。ジャンルを問わず何でも観るが、最近は感動系の作品がお好みの様子。麻有ちゃんによると「目が腫れちゃうので、感動モノは休みの前の日だけにして、大泣きしながら観ている」そうです…!

監督コダワリの「自力スローモーション」!

進化を続けるCGエフェクトや画像処理に、文字通りの体当たりで立ち向かった「自力スローモーション映像」。肉体はもちろん、精神にまで極めて多大な負荷を与えるので、決しておウチではマネしないように注意を即したいプロの技なのだが、これに最も熱心に取り組んだのが我らが草刈正雄さん! スローモーションな動きに加えて、残響のあるセリフまで演じきり、現場では喝采と爆笑を同時に巻き起こしていた。篠崎監督によると「スローモーションを極めたら、次は『自力逆回転映像』に挑戦したい!」とのこと…次回作では真の意味での映像革命が観られるかも!
「自力スローモーション映像」

必見のラスト! 爆笑シーンの元ネタ!

今作のラストに待ち受けている衝撃のギャグ。これは篠崎監督や草刈正雄さんも愛するレスリー・ニールセン主演のパロディ映画『裸の銃を持つ男』の、さらに原点となったテレビシリーズ『ポリス・スクワッド!』で、毎回ラストに展開していたギャグを引用したもの。当然、トリック無しのワンカット撮影で、篠崎監督自らが身をもって演じた「映画における笑いの原点」ともいえる動きは必見! カットが掛ってからのキャストたちの反応は、演技ではない自然なリアクションです!

監督総出演!

冒頭の試写シーンでは、篠崎監督のお友達である映画関係者の方々がカメオ出演!『東京少女』(08年公開予定)の小中和哉監督をはじめ、『ブラックキス』(06)の手塚眞監督、『世界は彼女のためにある』(04)の保坂大輔監督ほか、『フリージア』(06)の熊切和嘉監督が友情出演、『刺青 堕ちた女郎蜘蛛』(06)の瀬々敬久監督も負けじと友情……ならぬ同情出演するという、監督出演映画としても前代未聞のスケールを誇る。さらに日刊スポーツのネタ出し会議シーンには、編集部員として『死なば諸共』(05)の西山洋市監督、『西みがき』(06)の井川耕一郎監督が紛れ込んでいるだけでなく、『リング』(98)の脚本家・高橋洋が監督役を演じていたり、『勝手にしやがれ!! 英雄計画』(96)の脚本家・大久保智康や『刑事まつり モーヲタ刑事』(03)の山口貴義監督、『赤猫』(04)の大工原正樹監督らまでが篠崎監督のために集結! その人望の厚さが証明されている。誰がどこに出ているかを探すのも楽しみのひとつ。これを観れば今の日本映画界が丸わかり!?
ネタ出し会議シーン」

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