2014年10月7日放送
- 旅人
- 清水宏保
#18「紅ズワイガニを求める初秋の鳥取」
旅のはじまりは鳥取県の鳥取空港から。旬の紅ズワイガニを求めて、元スピードスケート選手・長野五輪金メダリストの清水宏保さんが境港を目指します。
まず向かったのは鳥取を代表する景勝地・鳥取砂丘。日本海と一面に広がる砂が織りなす大自然のアートに感動した清水さん、大人気のラクダ乗り遊覧も楽しみました。
そして砂丘近くの梨農園へ。今が旬で食べごろの「二十世紀梨」に出会います。酸味と甘さ、シャキシャキとした食感が特徴の秋の味覚を堪能しました。聞けば海の幸の旬は日本海でとれる「モサエビ」とのこと…向かった賀露港という漁港で「モサエビ」に遭遇!地元でしか味わえないという幻のエビの美味しさに清水さんも大満足!
夕暮れの中、路線バスが到着したのは鳥取県中部の三朝温泉。開湯850年の歴史ある湯処です。温泉宿では高級魚・ノドグロなど秋を彩る旬づくしの料理を満喫しました。翌朝、清水さんが立ち寄ったのは三朝温泉の河原風呂。清流沿いの開放感あふれる露天温泉で癒やされます。そしてバスを3本乗り継ぎ向かったのは境港市。いよいよ旅の目的「紅ズワイガニ」を探します。たどりついた漁港では、水揚げは早朝ということで出会えませんでしたが、近くの仲卸しの店に行けばカニがあるとのこと。直売センターでズラリ並んだ「紅ズワイガニ」を発見!食べ出したら、もう止まりません。豪快に旬のカニを平らげました。バス9本を乗り継ぎ、ようやく出会った最高の「旬」…それは感動の美味しさでした。路線バスで巡る秋の鳥取、清水さんの心に深く刻まれた思い出の旅となりました。