2014年4月15日放送
- 旅人
- 清水良太郎
#2「初ガツオを追い求める春の薩摩半島」
旅の出発はJR鹿児島中央駅。初ガツオを求めて枕崎へと飛び乗ったバスは指宿行き。指宿ではそら豆が旬だと知り、そら豆畑に向かいます。そこで出会った西村さんは偶然にもそら豆を栽培する農家さんでした。開聞岳をのぞみながら西村さんが育てた旬のそら豆を味わう事ができました。
次は鰻地区へ。山間の小さな集落で江戸時代から続く温泉地です。清水さん道端に立ちのぼる湯気を発見します。実は「巣目」という噴出する蒸気を利用した天然のかまど。鰻ではどこの家庭にもあり調理に利用しているそうです。初めて見る光景に驚きっぱなしの清水さんでした。
再び指宿駅前へ。お昼は指宿の新名物「温たまらん丼」をいただきました。天然砂むしで作った温泉卵と黒豚、旬野菜が相性抜群。次はお店の社長が教えてくれた日本一の露天風呂へ。しかし取材NGのため断念。どうしても海をのぞむ露天風呂に入りたいと選んだお宿は「吟松」。鹿児島湾を望む露天風呂に入る事ができた清水さん一言「最高!」。念願を果たし大満足でした。
二日目、初ガツオを求めて枕崎へ。しかし初ガツオはまだ獲れていないとの事。あきらめきれず漁師さんに聞くと、初ガツオがあるかもしれないお店を教えてもらいます。しかし一軒目は定休日、二軒目は準備中。地元の方に案内された三軒目「魚処なにわ」。なんと鹿児島の市場であがった初ガツオがありました。旬の初ガツオを刺身で味わい旅の目的を達成する事ができました。
この旅で清水さんが心に刻んだのは、旅は人生そのもの。あきらめない気持ちと出会いの大切さを知ることができました。