2019.1.17
芸術家・森村泰昌さんは有名な絵画や歴史上の人物に自ら扮して作品として作り上げているんです。カツラをかぶり、自らメイクを施し、それを撮影する「セルフポートレイト」という手法を行っています。
鉛筆画家・吉村芳生さんは新聞紙に自画像を描く事で有名。2013年に亡くなるまで、2000枚以上の自画像を描き続けていました。
近代を代表する画家・藤田嗣治も自身をアートとして作品に残した1人。美術批評家の布施英利さん曰く、「藤田はただ自分の姿を描いているだけではなくて手に筆を持っていることで『私は画家です』と宣言している。画家としての自分のビジュアルイメージを演出した画家だったと思います」と解説しています。