毎週月〜金 よる7時30分〜8時54分 生放送
2019.1.16
王侯貴族に仕える宮廷画家であったルーベンス。当時、宮廷画家に求められていたのは、王家の栄光をたたえる絵や、聖書の教えを伝える宗教画でした。
しかし、ルーベンスは違っていました。牢獄で飢えた父親に母乳を与え、慈悲深さの模範をしめしていると高い評価を得ていた「ローマの慈愛」やギリシャ神話の世界を表現した作品でも、独自の解釈を取り入れ、「女性の美しさ」の概念を変えたといわれています。
問合せ先ルーベンス展―バロックの誕生1月20日まで開催国立西洋博物館