大自然の地、八ヶ岳に、笑顔が弾け、涙が流れ、再会に驚き、疑うことに苦しみ、真実を見つけ、そして出発がありました。
そこに、人々が強い思いを抱いて集う『ホテル』があったからです。
人と人が出会うこと、これ以上素晴らしい事はないと思います。
もしかすると、『ドラマを撮影する事』も少し似ているのかもしれません。
今回の撮影を通じて得たことを宝に、僕も更に新たな場所ヘ出発したいと思います。

ホテルには、非日常の空間を味わう人もいれば、結婚式や記念日で訪れる人もいます。
又ある人にとっては「ただいま」というようにホッとできる場所でもあったり。
一つの建物の中に様々な方の想いと、沢山の物語が詰まっていますよね。
私自身もホテルはなんだかいつもと違う時間の流れを感じる事が出来てとても好きな場所です。
今回のストーリーはサスペンスでありつつも、内藤剛志さん演じるホテルマン東堂のお客様への想いと素敵なホスピタリティを感じてもらえる作品だと思います。刑事役の私からみても胸が熱くなりました。
八ヶ岳の壮大な景色のもと繰り広げられる事件と、ホテルマン東堂と刑事薫との関係性にも最後まで注目して頂けたらと思います。