History



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The History of わさび 
4月27日放送 (# 29)
 
<わさびの学名>
「ワサビア・ジャポニカ」

<わさびの種類>
■ 「沢わさび」または「水わさび」
年間を通じて水温が一定(13℃〜17℃)・清流・光がそこそこあたる場所で栽培されるわさび
■ 「畑わさび」
わさびの種子をそのまま畑に蒔いて栽培されるわさび
※植物分類学上は沢わさびと一緒ですが色味があきらかに違います。
 
 

<わさびの歴史>
わさびは数少ない日本原産の野菜です。奈良県・明日香村の遺跡から出土した木簡に「委佐俾三升(わさびさんしょう)」とある事から、わさびは飛鳥時代からすでに食べられていたのではないかと推測されています。

何故、じゃがいもがヨーロッパで普及しなかったのか?
 
 
鎌倉時代になると、わさびは寒汁(ひやじる)として、山芋などと一緒に食されていたようです。宮崎県の名物「冷汁」とは関係ありません。
栽培が始まったのは現在の静岡市・有東木(うとうぎ)地区といわれています。
やがて、「蕎麦」と「鮨」というわさびと相性のいい二大料理が江戸時代に作り出されます。昭和初期からは加工わさびの開発が始まりました。最初は本わさびを粉にしたものから始まり、その後西洋わさび(わさび大根・フォースラディッシュを原料とした「粉わさび」「練りわさび」そして現在主流になっている「チューブ入りのわさび」へと発展してきました。
 

ちなみにチューブ入りわさびはものによって「本わさび使用」・「本わさび入り」と書いてありますが、
「本わさび使用」は
本わさびの量が50%以上のもの
「本わさび入り」は
本わさびの量が50%未満のもの
の事をいうのです。

チューブ入りわさびの「本わさび使用」と「本わさび入り」はどこが違う?

 
「わさびの門前」
https://www.wasabiya.net
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