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不整脈

急に走ったりした時など、脈拍は早くなります。脈拍は心臓の鼓動と同じリズムなのです。この脈拍のリズムや打ち方から心臓の健康状態をある程度予測することが出来ます。
安静時の成人の脈拍は平均で60〜80回。
この脈拍が90回以上、逆に少なく40回以下になった時や打ち方が不規則になった時が不整脈。
心臓を動かす指示を出している右心房の上にある洞結節。この洞結節が的確な指示を出せなくなった時、脈拍のリズムに異常が起こり不整脈が発生します。
不整脈の中には心臓病のサインとなるもの、また、命に関わるものもあります。
タバコを吸ったり、お酒を飲んだ時に起こる期外収縮、健康な人にも起こります。
胸の苦しさを感じる心房細動、心臓弁膜症、先天性心臓病などの可能性があります。
突然強い動悸が始まり、不整脈の中で一番危険な心室細動。心筋梗塞、心筋症などの疑いがあります。
もし症状が悪化すると脳への血液が途絶え、発作が長引くと最悪は突然死にいたることもあります。
この突然死は、安静にしている時だけでなくスポーツをしている時にも起こり、原因の70%が心臓だと言われているのです。
しかし心臓にとってスポーツは悪いことだけではありません。
自分の体力に合わせて適度な運動をすることは心臓を鍛え心臓病を予防することができます。
その目安になるのが目標心拍数です。
(220−年齢−安静時心拍数)×0.7+安静時心拍数と言う数式で算出します。
自分の体力に合った運動は、運動後の心拍数と目標心拍数を比べることによって分かります。
自分に合った運動を見つけて心臓病を予防しましょう。


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