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長湯をすると手がふやけるのは何故?
人間の皮膚はいくつかの層が重なって出来ています。皮膚の一番外側の層は角質層と呼ばれるところで、外部からの殺菌や、湿気・乾燥から下にある生きた細胞を守るバリアの役目をしています。この角質層があるために、生きた細胞はいつも水分量70%を保っていられるのです。
長くお風呂などに入っていると、角質層が水分を吸収し、膨張するので手や指の皮膚がふやけてしまうのです。手の角質層は他の部分よりも厚く、より多くの水分を含むため、ふやけが目立ちます。
「手の角質層だけに厚みがある」これは、人間が最も使う「手」を保護するための進化と考えられています。
<もし角質層が弱まったら・・・・と、その予防法>
1.洗い物をする時なるべくぬるめのお湯を使う
お湯は手の表面の皮脂も落としてしまうため良くない。
2.こまめにハンドクリームを塗る
ハンドクリームは角質のバリア機能を助ける。 |