一年を振り返って…
一番印象に残っている映画は?
寺井尚子…ブラックスワン
木村郁美…エル・ブリの秘密-世界一予約のとれないレストラン-
戸田奈津子…マネーボール
クリスマスイヴの放送に合わせ、番組出演者がおススメする『クリスマスムービー』をご紹介しました。
寺井尚子さんのおススメは「ある愛の詩」
切なくも美しいラブストーリー。「愛とは決して後悔しない事」の名台詞が印象的な不朽の恋愛映画です。
戸田奈津子さんのおススメは「ホワイトクリスマス」
のちに「クリスマスソングの王様」とも呼ばれるようになった、ビング・クロスビーが謳いあげる数多くの名曲が全編を彩り、クリスマス気分を盛り上げてくれるミュージカル作品です。
木村郁美アナウンサーのおススメは「34丁目の奇跡」
NY34丁目のデパートに現れた“サンタ”を巡って巻き起る騒動を描いた、大人から子供まで楽しめる、クリスマスファンタジームービーです。
堀内葉子さんのおススメは「ホリディ」
クリスマス休暇中に出会った恋を描いたキャメロンディアス主演のロマンティック・コメディ。コピーは、『人生に一度だけ、誰にでも運命の休暇がある』。
ドラマに舞台に活躍中の女優・藤田朋子さん。1月2日から明治座始まる舞台「女たちの忠臣蔵」に出演。
討ち入り直前の十日間、大石内蔵助の妻・りくを中心に、志を遂げる夫や恋人との愛、そして別れを壮大なスケールで描いた感動作です。
ロバート・ゼメキス監督、マイケル・J・フォックスが主人公の高校生マーティ―を演じたSFファンタジー・コメディの傑作。
さまざまな伏線が張り巡らされていて、シリーズ3作を通して見れば見るほど魅力の増す作品です。例えば、ベッドで無防備に寝ているマーティーの姿に注目すると、ちょっとした驚きがあるそうです。これは、藤田さんが役者の観点から見てもスゴイと思うシーンだそうで…要チェックです。
また藤田さんにとって主演のマイケルJファックスは、日本人に、『ハリウッドのコメディーってこんな感じ』と言うのを教えてくれた存在だと、話してくれました。
11月19日に公開される、吉祥寺の街を舞台にアルバイト生活を送る朝日奈くんと、一人の主婦との出会いが描かれた映画「吉祥寺の朝日奈くん」に出演し、ふわりとした存在感が魅力的な、一人娘を持つ母親。2人の微妙な距離感が、胸をキュンとさせる作品です。
一流ファッション誌で働き始めたオシャレに疎い女性が、鬼のような女性上司に振り回されながらも奮闘する姿をユーモラスに描いた作品。メリル・ストリープが鬼上司を、アン・ハサウェイがその部下として、恋に仕事に奮闘する女性を演じたファッショナブルでおしゃれなコメディ・ドラマです。
星野さんは、『衣装の可愛さを見ているだけでワクワクしました』『それぞれの人生観も味わえて、ボリューム満点の作品』とコメント。メリルストリープが演じた怖い上司がノーメイクで現れ、疲れた姿をさらしたシーンが印象的だったそうです。
恋に仕事に頑張る女性を等身大の姿で描いた「プラダを着た悪魔」は、すべての女性におススメの作品です。
番組のスーパーバイザーとして、番組内の「Toda-san Recommends」のコーナーで毎回、ハリウッドのスターたちの素顔を紹介して下さる戸田奈津子さんに、『映画翻訳』という仕事について伺いました。
ティムバートン監督の「猿の惑星」を翻訳した時のこと。最後の最後まで監督自身が気に入るように編集を重ねるため、「NON-FINAL(最終版ではない」と書かれた、いくつものバージョンが送られてきたそうです。
また、『超秘密主義』のスピルバーグ監督。映画の内容が漏えいすることを避けるため、なんと翻訳をするためにアメリカまで行き、“軟禁状態”の中、翻訳作業をしたこともあるそうです。
それと、近年多用される『モーションキャプチャー』等を使ったCG映画では、完成版ではなく、役者たちがブルーバックの中で演技をしているばかりの映像が送られてきて、それを基に翻訳作業をするため出来上がったものを見た時はとても驚くそうです。
まだまだ、戸田さんのお話は尽きません…。
毎月お送りする『戸田さんリコメンズ』のコーナーをお楽しみに!
フリーアナウンサーとして活躍中の橋谷能理子さんは、2011年8月よりBS-TBSで毎週日曜12時放送の「たびカフェ!」に出演中。「たびカフェ!」は、さまざまなゲストとともに旅の話に花を咲かせる旅情報番組です。お楽しみに!
SF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を原作とした、2019年の地球を描いた作品。「レプリカント」と呼ばれる人造人間たちの姿を描いたSFサスペンス。植民惑星から脱走したレプリカントと、その捕獲を依頼された「ブレードランナー」。人間そっくりの姿をしたレプリカントを追うブレードランナー。その先に待っていたのは…。
橋谷さんは「何か見た後にズド〜ンと思いもの残る映画が好き」だそうで、この作品も、見た後にはイロイロと考えさせられたそうです。この映画をきっかけに監督のリドリースコットが好きになり、その後彼が手掛けた「ブラックレイン」なども鑑賞したそうです。
なお、この作品には5つの異なるバージョンが存在し、1992年には監督が再編集した「ディレクターズカット」が上映され、ファンにさらなる衝撃を与えました。
今年、デビュー25周年という節目を迎えたミュージシャンの渡辺美里さん。
夏には、大阪と河口湖でファン待望の夏の野外ライブを開催。4年ぶりとなるアルバム「セレンディピティー」をリリース。前向きで明るい、元気になれる名曲が詰まった一枚。
2006年公開のアメリカ映画。
休暇中にお互いの家を交換する「ホーム・エクスチェンジ」を題材にした、キャメロンディアス主演のロマンティック・コメディ。アメリカとイギリスに暮らす2人の女性が、それぞれに運命の恋と出逢うさまが描かれています。公開時のキャッチコピーは、『人生に一度だけ、誰にでも運命の休暇がある』。
渡辺美里さんは「休みが欲しい!」と思った時に見た映画で、「自分ならどんな人とホーム・エクスチェンジをするのかな?」と想像しながらご覧になったそうです。そして、「なんだかお休みをとった気になった」という、最近忙しい毎日を過ごしている人には、ぜひ、見て頂きたい一本です。
BS-TBSで毎週火曜日19時放送「ゆらり散歩世界の街角」のナレーションを担当。
映画「TAKAMINE〜アメリカに桜を咲かせた男〜」では、通訳を務める女性作家の役を演じ、また、作品の語り部も担当した。
1989年に公開され、カンヌ国際映画祭審査員特別賞、アカデミー外国語映画賞を受賞。
舞台は、第二次大戦中のシチリア島。映画を愛する少年トトと、映写技師アルフレードの交流を描きながら、人生の悲喜こもごもを描いた作品。エンニオ・モリコーネの美しい旋律と、トト少年のあどけない表情で、日本中を魅了した作品です。
田中さんも「劇中に流れる音楽がとても印象的で、トト少年と、アルフレードの親子以上の絆に引き込まれました」と語ってくれました。中でもアルフレードが、トトに伝えた「人生は映画のようにはいかないんだ」というメッセージが、とても印象的だったそうです。
この映画が公開された当時、小学生だったという田中さん。ご両親と映画を鑑賞した後、観客からワッと拍手が起こり、中にはスタンディングオベイションの客も…。心に響く、名作です。
15歳で舞台デビュー。66年の資生堂夏のキャンペーンで一躍脚光を浴びる。数多くの東宝や劇団四季のミュージカル舞台に出演するほか、ドラマや映画など幅広く活躍。ミュージカル「アプローズ」に主演。
ブロードウェイのスターを夢見る若きダンサーたちの熾烈なオーディション風景を描いたミュージカル「コーラスライン」は、1975年に初演され、トニー賞最優秀作品賞をはじめ9部門を独占受賞!
ピューリッツアー賞演劇部門賞、ニューヨークドラマデスク批評家賞受賞など、名だたる賞を総なめにした伝説の作品。
初演から15年間、当時のロングランを記録し、公演回数は6137回を数え、664万人を動員。この映画は、これまで幾度となく再演を果たしてきた伝説のステージを映画化した作品。
ゲストの前田美波里さんは、「シーラ役」としてコーラスラインのステージに立った経験があり、その役柄と自身の経験がオーバーラップする、思い出深い作品だと語ってくれました。
また、ダンサーとして、役者としてつらい思いを抱え、やめようと思っていた時に映像を見て、これまでのつらかった稽古を思い出し、涙を流したそうです。