2014年6月24日放送
- 旅人
- 斉藤悠
#10「新緑の北信州と茜色に染まる棚田
旅の始まりは長野県長野駅。俳優の斉藤悠さんが、姨捨(千曲市)の棚田で初夏にしか見られないという夕景をめざし、新緑のまぶしい北信州を巡ります。
長野駅を出発し、まず向かったのは、高山村の信州高山温泉郷。
須坂駅でバスを乗り換え、信州高山温泉郷の玄関口、山田温泉を目指します。
バスの車内で出会った女性に、大湯という公共浴場を教えていただき、山田温泉の風情ある木造建築の浴場、大湯に入ります。続いて、温泉郷を散策。
山田温泉から歩いて1時間、滝の裏側を歩ける雷滝に到着。雪解け水で水量が豊富な滝の迫力に驚きます。そして、近くにある松川渓谷温泉の滝の湯へ。
滝の湯の露天風呂は、全長17m、新緑に囲まれ、渓谷の音を聞きながらつかる湯に癒されます。すっかり、滝の湯が気に入った斉藤さん、宿泊も滝の湯に。
翌朝、山田温泉から姨捨を目指します。
途中、戸倉という町に降りた斉藤さん、地元の方に千曲川のつけ場という川魚を取る場所があると聞き、歩いて千曲川に。川漁師の宮入さんに出会います。
宮入さんが投網を投げるとウグイがたくさん獲れました。この時期のウグイは、赤い婚姻色が入り、卵を持っています。宮入さんのお店で、ウグイをいただく斉藤さん。その美味しさに驚きます。
戸倉からいよいよ姨捨へ。棚田で出会った金井さんに、最高の景色が見える場所を教えてもらいます。夕焼けを待つ斉藤さん。空が赤く染まると、田植えを終えたばかりの棚田の水面が金色に輝きます。その美しい景色に見とれながら、旅を導いてくれた人々に思いを馳せる斉藤さんでした。