店舗情報

淡路島の中ほどにある洲本市。その漁港にも近い「三平」。創業40年、魚介の鮮度は抜群である。なかでも人気はタコとカワハギ。タコは柔らか煮、たこ天、ぶつ切りとどれも味わいたっぷり。そしてカワハギ、その大きさと豊かな肝に驚く。お造りにして白身を肝和えにしていただけば、もう幸福の極みである。お造りの残りで供される三平汁はマスターのオリジナル。薄味の出汁で仕立てた椀の中には、特産のたまねぎ、淡路ソーメンも投じられ、淡路の幸が一度に味わえる。帰りにはバナナや菓子、干し柿などのお土産。これも長く続くマスターの心意気である。

立ち寄り

伊弉諾(いざなぎ)神宮

創建は神代。国産み・神産みを終えたイザナギが、娘の天照皇大御神に統合の権限を委ね、淡路の多賀の地に「幽宮（かくりのみや）」を溝へて余生を過ごした神宅の旧跡と伝えられる。