店舗情報

東京下町の雰囲気そのものを味わうことができる大衆酒場カネスの創業は、なんと昭和7年。店へ一歩入れば、そこはタイムスリップしたように戦後浅草の酒場ホールそのもので、80歳をこえる女将さん、3代目息子夫婦の3人で切り盛りする超地元密着型の酒場。
人気メニューはカウンター目の前の鍋の煮こみで、戦前から変わらぬ味を守り続けている。昭和29年から始めたこの店のラーメンは、まさに東京風…色は濃いが味はあっさりで飾り気のないシンプルなラーメン。なんといっても「下町の雰囲気」と女将さんや常連さんとのトーク、そして昭和そのものの雰囲気はこの店でしか味わえない。

立ち寄り

佐々木養魚場

江戸川といえば金魚、金魚といえば佐々木といわれる老舗金魚屋で、創業は江戸時代天保6年（1836年）ころだという。金魚の歴史は中国から入った物と日本古来のものがあるらしいが、江戸時代はお金持ちの道楽で、金のように高い魚だったので「金魚」と呼ばれるようになった。縁日の金魚すくいの金魚は、多くは佐々木養魚場からそだっていった。