#102

飢餓のない世界を目指して「国連WFP」

2013年3月16日(土曜日)O.A.

「飢餓のない世界を目指して」を合言葉に、活動する国連WFP。

実は、世界では8人に1人が十分な食糧を得られていないのが現状。
そんな中、国連WFPでは主にアフリカやアジア、中南米など、
食糧難に直面する、さまざまな地域で食糧を配布。
毎年75ヵ国以上、およそ1億人もの人々の命、健康を守っています。

まず行うのが、緊急支援活動。
洪水や干ばつといった自然災害。人間自ら、食糧不足を引き起こしてしまう
紛争など、緊急事態が起きた場合、国連WFPではいち早く現場に入り、
苦しんでいる人たちに食糧を支援。

そして次に行うのが、復興支援活動。
避けなければならないのは、飢えが次の世代にも続いていくこと。
取り組むのは、乳幼児や母親を対象に行う「母子栄養支援」。
さらに栄養状態の改善と教育機会の拡大を目指し、学校に給食を配布する
「学校給食プログラム」など取り組みは様々。

日本でも企業が参加するレッドカップキャンペーンや、
一般の人々が参加できる「WFPウォーク・ザ・ワールド」など
活動の輪は広がりをみせています。

飢餓や貧困で苦しむ人たちに、今私たちに何ができるのか・・・。
国連WFPからの未来へのおくりもの。