▼ 9月3日放送
東ヨーロッパの国ルーマニア。かつては「東欧の小パリ」とも讃えられた首都ブカレストから車でおよそ5時間。トランシルバニア地方の東にある村、ゴルネシュティにロマの人々が暮らしています。
「ロマ」とは、ヨーロッパや中近東などで移動生活をする民族のことで、ルーマニアには世界一「ロマ」が多い国といわれています。
陽気な音楽を映し出したような鮮やかな衣装で踊る、「ロマの踊り」。放浪によって多くの国の文化を吸収し、独自に発展させてきた「ロマの芸術」。今回はそんなロマ民族の歴史と文化を紐解いていきます。
▼ 9月10日放送
放浪の旅の中で、ダンスや演奏などを生業にしてきたロマ民族。そんなロマの人々が大切にしている踊りのひとつに「バルブング」があります。
素早いステップを踏みながら、両手で体をリズミカルに打ち鳴らします。そんな踊りとともに、人々が集い、踊りが楽しまれる場所で欠かせないのが「ツイカ」と呼ばれるお酒。
果物を伝統的な方法で蒸留する、ルーマニアを代表するお酒です。今回は、ルーマニアの人々の暮らしと、放浪の末に築き上げられたロマの踊りを紹介します。
▼ 9月18日放送
世界を放浪してきたロマ民族。彼らのダンスや音楽は、多くの国に影響を与えてきました。スペインのフラメンコ。トルコのベリーダンス。バルカン半島の音楽。ヨーロッパの国々のほとんどが「ロマ」の影響を受けていると言われています。
芸術性に優れた、流浪の民、ロマ民族。その文化と誇りがいかに継承され続けているかをご紹介します。