バックナンバー

10月 インドネシア/バリ島
  • 10月2日放送

    「地上の楽園」と呼ばれ、高級リゾート地として世界的に有名なインドネシア・バリ島。2012年には、バリ島の田園風景や寺院がユネスコの世界文化遺産に登録されるなど、様々な魅力を兼ね備えた島として注目されている。

    伝統舞踊や宮廷舞踊が息づく島としても知られるバリ島。パドゥン半島の南西の外れにあるウルアツ寺院と海をバックに、数十人の男たちが座った状態で円陣を組み、「チャ」という掛け声と共に歌と踊りを披露するのが、舞踏劇「ケチャ」です。

    「ケチャ」の男たちが発する掛け声は、決してでたらめに発しているのではなく、きちんと5つから7つのパートに分かれ、複雑で微妙なズレが、音に深みと厚みを与え、舞踊劇を盛り上げます。


  • 10月9日放送

    インドネシア・バリ島の舞踊劇「ケチャ」で、重要な役の1つ「白い猿ハノマン」を演じているスガダさんは、「ケチャ」に魅了された一人。昼間はホテルなどに展示する氷の彫刻や冠婚葬祭用のオブジェなどを制作する職人として働きながら、「ケチャ」に参加しています。そんなスガダさんが語る「ケチャ」の魅力とは…。

    そして、スガダさんが「白い猿ハノマン」にどう変身するのか、衣装はもちろん、メイク風景にも密着。ただ、白い猿の被り物を被っているだけではなく、表情が出るように眉毛が付け眉毛になっているなど、ステージからでは分からない裏側も公開します。また、「ケチャ」の中で語られるラマ王子と、その妻シータの物語も紹介します。


  • 10月16日放送

    インドネシア・バリ島の宮廷舞踊「レゴン」。バリ王国時代の宮廷内での娯楽として創られた華やかな宮廷文化を今に伝える舞踊です。インドネシア国内はもちろん、アメリカや日本での海外公演も成功させた舞踊団「ティルタ・サリ」。そこでは、昼間、子どもたちが熱心に踊りの基礎を練習していました。

    「ティルタ・サリ」だけでなく、バリ島内の村には「バンジャール」と呼ばれる集会場があり、子どもたちは、そこで踊りの基礎を習います。その中から才能がある子がスカウトされ、「ティルタ・サリ」のような舞踊団への入団が叶うのです。

    現在、13歳のア・アンさんも「バンジャール」でスカウトされた一人。「ティルタ・サリ」で「レゴン」を踊るア・アンさんが衣装に込められた想いを語ります。また、開演直前の舞台裏なども公開します。


  • 10月23日放送

    インドネシア・バリ島。見渡す限りの田園風景が広がる「ジャティルウィ」は、ユネスコの世界文化遺産にも登録され、その癒しの風景はバリ島が神々の島であることを教えてくれます。

    バリ島の伝統芸能の中心地である「ウブド」でも、のどかな田園風景を楽しむことが出来ます。田園風景の中に佇むオーガニック農園が経営するカフェ「ワルン・ボダッ・マリア」では、自家栽培のオーガニック野菜を使った料理やジュースなどが人気です。

    ウブド南部で公演を行っている「ティルタ・サリ」。この舞踊団の団長が踊るのは、ガムランの楽器のひとつ「トロンポン」を演奏しながら舞う「クビャール・トロンポン」という踊りです。


  • 10月30日放送

    インドネシア・バリ島。見渡す限りの田園風景が広がる「ジャティルウィ」は、ユネスコの世界文化遺産にも登録され、その癒しの風景はバリ島が神々の島であることを教えてくれます。

    バリ島の伝統芸能の中心地である「ウブド」でも、のどかな田園風景を楽しむことが出来ます。田園風景の中に佇むオーガニック農園が経営するカフェ「ワルン・ボダッ・マリア」では、自家栽培のオーガニック野菜を使った料理やジュースなどが人気です。

    ウブド南部で公演を行っている「ティルタ・サリ」。この舞踊団の団長が踊るのは、ガムランの楽器のひとつ「トロンポン」を演奏しながら舞う「クビャール・トロンポン」という踊りです。